Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

全国大学ラグビー選手権決勝 関東学院33-26早稲田

6年連続同一カード,ということばかり言われたこの試合であるが,
それより何より,カントーの10年連続決勝進出というのが,これは何かもう一種の凄みすら感じる記録なのである。

この10年,決勝でまみえる相手は,明治,明治,慶應,法政,そして6回の早稲田と移り変わってきたものの,その間全く揺るぐことなく,一貫してトップとして君臨し続けてきたカントー。その偉大なる継続性。

思い出すのは10年前の準決勝早稲田戦である。
この年のカントーは,センターに4年生故仙波優(ここで「故」と書かねばならぬこの無念さよ・・),No8に3年生箕内拓郎,フルバックに2年生立川剛士という,粒揃いの素材たちに,待望久しい「頭脳」をついに加えていた。
まさしくラスト1ピース,それが佐賀工出身のルーキー,スタンドオフ淵上宗志だった。
淵上を得たカントーは,この96年度無敵の快進撃。
来日したオックスフォード大に対して学生単独チームとして史上初めての勝利,その勢いで6年ぶり2回目のリーグ戦優勝を全勝で飾る。
意気揚々と臨んだ大学選手権準決勝の相手は,早稲田・中竹組。
勢いそのままに終始試合をリードし,一時は18点差までつけたカントー。誰もが勝利濃厚と思ったが,ここから早稲田の怒濤の反撃が始まる。あれよあれよという間に点差が縮まり,ついに逆転のトライを許すカントー。終わってみれば32-27,わずか1トライ差で惜敗。試合後キャプテン仙波は号泣。伝統校の壁のなんと強大なことか。
この年すっかりにわかカントーファンになっていた僕には,その「壁」がとてつもない厚さに思えた。これを打ち破るのは一体どれだけの年月がかかるのか・・・

しかし,翌97年度,カントー箕内組は,あのとき打ち破るのは絶望的にすら思えた「壁」をいとも易々と突破する。
初の決勝進出にして,三連覇を狙う明治を圧倒,30-17の完勝で大学選手権初優勝。
そしてそこからの9シーズン,カントーは,常に決勝に進出し続け,5回もの優勝を飾ったのである。
そして,今年,10年連続の決勝進出である。
名将清宮既に去り,早稲田を率いるは,奇しくも,あの96年度キャプテンであった中竹竜二。春口監督の胸中やいかに・・

試合内容について改めて記すことはしないが,カントーは強かった。いや,強くなった。
これが,ついこないだ法政にもろくも逆転負けを食らったのと同じチームなのかと見まがうばかり。
男子三日会わざれば刮目して見よ。
これぞ学生ラグビーの醍醐味であるか。
「スターはいらない。雑草に花が咲きましたよ」
春さんの決め台詞もカッコよく決まったね。おめでとうカントー!

スポンサーサイト
  1. 2007/01/16(火) 12:24:46|
  2. スポーツ
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:3
<<トライアウトその後 | ホーム | 古賀正紘の移籍によせて。>>

コメント

学生チームは上昇カーブを描く事がありますからね!

『その偉大なる継続性』を頑なに認めようとしない、旧守派のファンが多いこと多いことが嘆かわしい(笑)。

準決勝で大畑率いる京産大を破り、雪かき後の決勝で明治を倒して初優勝の箕内組。
リーグ戦で法政に破れるもチーム内の危機を乗り越えて連覇を果たした『シンビン大王』が主将時の立川組。
3連覇に挑みながらも、慶応の魂のタックルが炸裂して伝統校の重みに屈した淵上組。

準決勝で伝説の大西将太郎率いる同志社を倒して、慶応を倒す番狂わせを演じた法政とリーグ勢同士初の決勝戦に勝利した久富組。

山口智史の頃も役者揃いで、山村亮も猛者揃いの面子…

10年連続よりも特筆すべきことは、稀有なジャパンのスキッパー箕内を輩出し、多くのトップリーガーを送り出している事こそ、日本ラグビー界に寄与している事か。

今季の吉田君の代は『山椒は小粒でピリリと辛い』でしょうか?

去年4月の岐阜ラグビー祭の帰りのJRが偶然にもお揃いのブレザーを着たカントーの選手たちと同じで、横で陽気に試合でのプレーの事を話している様子は、ラグビー好きなごく普通の大学生でした。

仙波か…
4年前、我が軍がワールドに負けてトップリーグ入りを逃した時に強く思いましたわ。
仙波が生きていたら…
  1. 2007/01/16(火) 22:28:54 |
  2. URL |
  3. クロゴマ #wtcrA5jo
  4. [ 編集]

> 仙波が生きていたら…

ジャパン辞退してまでトヨタに賭けてた男でしたから・・
あの事故を知ったときのやりきれなさといったら・・・
自損だけで他に被害者が出なかったことがせめてもの救いでしたが・・・

こないだ,勝野大のプロフィールに
> ライバル選手 仙波優(元トヨタ自動車)
とあるのを見て,なんか胸がいっぱいになりました。
  1. 2007/01/18(木) 12:26:00 |
  2. URL |
  3. astin #-
  4. [ 編集]

今思うと、チーも直後の全国社会人大会に無事出場しましたが、もし昨今の事情なら出場停止どころか活動停止まで追い込まれていましたね。

ある種のアンタッチャブル…

末端のファンである私もこの件に関しては悲しみと怒りが入り混じって今でも複雑な気持ちにさせられます。(;´Д⊂)

勝野大は我が軍における最近のタイトル、全国社会人優勝メンバーの1人…

FWは省略して(笑)、SHに自ら『9人目のFW』と豪語していた大原勝治キャプテン。SOには国宝様が精密機械の如くPGを重ね、WTBには仙波が荒馬の如く前屈みで突進し、ロペティ・オト先生のロケット発進。CTBは兄の朽木英次譲りのパスとタックルを炸裂した朽木泰博と『クラッシャー』勝野大。
FBには勇気あるフェアキャッチが持ち味の曽我部と猛者揃いの面子でした。
  1. 2007/01/18(木) 19:57:45 |
  2. URL |
  3. クロゴマ #wtcrA5jo
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://bloodandgold.blog62.fc2.com/tb.php/72-d2793d26
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

充分に考えられる結果…

第43回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 決勝 関東学院大学33-26早稲田大学 大会結果配信表 所用で映像を見ていないのですが、無理を承知の上で触れたいと思います。 早稲田優勢と云われていましたが、私は長良川と瑞穂で充実振りを確認して心配無用と思っ
  1. 2007/01/16(火) 22:31:12 |
  2. クロゴマスタイル

プロフィール

astin

Author:astin
フットボール?
あんな馬鹿馬鹿しいもの
  シラフで見てられるわけがねえ

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。