Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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岩本輝雄の最期を看取りに行くのだ

岩本輝雄。
かつてのベルマーレ平塚において,名良橋晃と組んだ両サイドバックによって,チームの「超攻撃的志向」の象徴的存在となり,
元祖「ピアノも弾けるJリーガー」として一世を風靡。
ロベルト・ファルカンによってA代表の10番に抜擢されたが,
ベルマーレを出てからは不遇が続き,
00年ヴェルディ川崎退団後の無職時代には,公式サイトにUPされる本人メッセージのあまりの悲惨さから,2ちゃんねる国内サッカー板の歴史に残る伝説のスレ「泣きたい夜には…」を生みだす。
しかし,01年加入したベガルタ仙台で大復活,チームのJ1昇格に貢献。
J1でも,その黄金の左足から繰り出す超高精度のクロス,フリーキックでチームを牽引したが,03年J1最終節の大分戦,ベルデニック監督の不可解起用にキレ,チームのJ2降格とともに退団。
翌04年,なんと,我が名古屋に加入。右足首靱帯の怪我に苦しみシーズン中に手術,出場わずかに5試合,ほとんど輝きを放つことなく,そのオフに退団・・・

かつての紅顔の美少年も,もう34歳。
誰もが引退したと思っていた岩本だが,本人曰く「所属チームがないだけでまだ現役」,
今年06年,NHKBS「街道てくてく旅~東海道五十三次完全踏破~」の「旅人」としてお茶の間に復活。
そして,10月,FIFAクラブワールドカップにオセアニア代表として出場するオークランド・シティFCと7週間の短期契約。背番号は五十三次にちなんで「53」。

個人的なことを言うと,昔からめちゃくちゃ好きな選手だったのだ。
あの03~04年ごろの乱脈的補強については,名古屋サポとしてはもちろん非常に批判的に見ていた僕なのだが,
いちサッカーファンとしては,岩本輝雄も,石塚啓次も,藤本主税も,大野敏隆も,デビュー当初からずっとお気に入りの選手たちであった。
それだけに,まったくビジョンもなく適当に呼ばれてきたこれらの天才たちが,名古屋ではその才能をフルに発揮する機会を与えられることなく,皆,早々にチームを去っていったことについて,かなり忸怩たる思いを抱いているのだ。
石塚啓次に至っては,結局,この名古屋が最後のチームになってしまった・・・
結局我々は,あれほどの才能に満ち溢れていた彼のサッカー人生を,「生き切らせ」てやることができなかったのではないか。そんな後悔めいた思いが僕にはあり,その思いは岩本輝雄についてもまた同様だった。


そのテルが,「サッカー選手としての死に場所」を求めてクラブワールドカップに出るという。
その初戦の会場は,我が豊田スタジアムだという。

行こう。
僕には,あいつの最期を見届ける義務がある。
あいつの死に様をしっかりと見届けてこよう。

ということで,行ってきましたクラブワールドカップ「オークランド・シティ(オセアニア代表,NZ)対アル・アハリ(アフリカ代表,エジプト)」。
・・・前置きが異様に長いですね,スイマセン(笑

試合2時間前に豊田スタジアムに到着,なんか電飾が気合い入ってますよ。
電飾が・・・

正面に回ると会場隣にはファンフェスタ会場が設置され,まさに「ワールドカップ」の雰囲気。
屋台の食い物の充実ぶりについては宇都宮氏のこのコラムを。
僕は,ケバブとソフトタコスとフィッシュ&チップスとミネストローネを食しました。いやあ,豊スタでこんなにアツアツの美味い物が食えるとは・・・感動です(いかに日頃のスタの食環境が貧しいか,シクシク・・)。

イベントステージ

イベントステージでは,武田修宏(またコイツこの方・・)の見どころ解説や,プレゼント抽選会,ボールリフティングのショーなど,なかなか盛りだくさん。

MVP!MVP!

MVP賞のプリウスの前でゴールデンキーを持って記念撮影させてくれるコーナーや,キックターゲットとかスピードコンテストのコーナーなど,なかなか盛りだくさん。
Jでもこういうのがあったら,もっとライトな客層を呼べるかもしれんなあ・・・
なかなか有意義に時間をつぶし,キックオフ30分前に入場。

おお!
場内の売店は,
やっぱこれかorz
いつものコレじゃないか!外とのギャップが泣けるぜ。

試合前に,なんだかえらい金かけたオープニングです。
ピッチ上に広げられた白いシートをスクリーンにして,カッチョイイ(と代理店と日テレが思ってるであろう)映像が流れ,黄金の竜のオブジェがゴール裏に現れすぐしぼみます。
なにコレ・・・
・・・すいません,まったく意味がわかりません(笑

肝腎のテルはベンチスタートですが,選手紹介でひときわ大きな歓声。背番号は53じゃなくて16でした。なんか大会規程があったんだろね。
入場者数は29,912人。
エエエエエウソ~?
これで30000人弱・・・アリエナス
この入りで~?
あれで浦和戦より2000人少ないだけなんて絶対にアリエナイ。
チケットばらまきまくった(正直,自腹切った人を数えた方が早いと思うw)トヨタ様にもメンツがあるんだろうけどさあ,今どき水増しはカッコ悪いよ・・・

さて試合開始。
オークランド・シティはほとんどアマチュアということだけど守備はめっちゃ身体張ります。
ラグビーのオールブラックスに対してサッカーNZ代表はオールホワイツというらしいですが,サッカーでもやっぱりガッツンガッツンとタックル系の守備です。まあボール奪った後はほとんど何もできないですが・・・
アル・アハリは去年の大会で寒すぎて身体が動かず,1勝もできなかったのに懲りたのか,今年はずいぶん前に来日して合宿を組んでたようです。その甲斐あってかそこそこのコンビプレーを見せますが,いかんせんシュート精度がありません。
前半はスコアレスで終了。

ハーフタイム,テルが練習に出てきます。

岩本輝雄最後の勇姿

ボールの感触を確かめるように左サイドから何本もクロス上げるテル。
目を閉じれば仙台時代の,マルコスに合わせるゴールシーンが。
嗚呼,一度でいいからフローデ・ヨンセンと組ませてみたかった・・・

後半,オークランドの選手が負傷で一人少なくなったところをついて,アル・アハリようやく先制。
このタイミングでテルが交替出場。凄い歓声。

しかし,10分近くボールが回ってこない(笑
チームに左サイドまでボールを回すという能力がないのだ。
お,ようやくボール来た,と思ったらいきなりロングシュートを放つテル,よっぽどイライラしてたのね。

もともと運動量に乏しい選手ではあるが,2年以上ブランクがあいた割には結構動けていてびっくりする。五十三次歩く以外にも地道にトレーニングしてたんだな。

エリア内にスピードドリブルで侵入するも,ショルダーチャージで見事に吹っ飛ばされ,逆にファウルを取られるテル。
ご祝儀でPKくれよ審判と思うが,まあ,いたしかたないか。

その後,アル・アハリはMFアブータリカが直接FKを決めて追加点,試合の行方はほぼ決まり,あとはテルが一本決めるかどうかだ。
CKは何本か蹴らせてもらえたテルだが,なかなかゴール前でFK蹴るチャンスがない。
頼むオークランドよ,テルに最後の見せ場を与えてやってくれ・・・
願いが通じたのか,終了間際にようやくその時が来た。
かなり距離があるが,ゴール正面。

・・・ここで決めたら,泣くな俺。

残念ながら,そんなドラマみたいなことは起こらず,テルの放った曲がり切らないFKはGKが正面で悠々とキャッチ。試合はそのまま終了。

でも,最後,蹴って終わってよかった。
岩本輝雄のサッカー人生は,やはり「キック」で終わるべきだ。

さああと1試合。
テル,悔いのない最期を。

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  1. 2006/12/11(月) 20:53:01|
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フットボール?
あんな馬鹿馬鹿しいもの
  シラフで見てられるわけがねえ

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