Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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「通信簿」を採点してみる

12/5付中日新聞スポーツ面,加藤隆士記者の署名入りで今シーズンの総括記事。
題して「改革の通信簿~グランパスシーズン総括(上)」。
まあ,これがひどい内容だ。ちょっとこの「通信簿」を採点してみようか。

1.
まず記事は,
>フェルフォーセン監督への不信感が一気に噴出しそうな気配だった。
で始まり,アウェイのガンバ戦で1-5でボコられたことを紹介する。
そして記事は,
・降格圏内16位との勝ち点差が2に迫られるという大ピンチだったが,福島統括本部長はフェルフォーセン擁護の姿勢を崩さず,藤田,楢崎に対して選手によるミーティング開催を指示した
・今季から3年がかりでの長期の強化計画を打ち出していた球団としては,安易な監督解任に踏み切らず,チームの将来性に懸けた
と続く。

ここまで読んで,記事の冒頭部分に疑問が生じる。
意図的にか主語が明確にされていないが,「噴出」しそうだった「不信感」とは,一体誰からのものなのか。
フロントではないことは,福島統括本部長の行動からして明らかだ。
むしろフロントは,選手と監督とが分裂しないように努めたというのだ。
ということはだ,選手と監督が分裂しそうだったということを意味しているではないか。すなわち,セフに「不信感」を持っていたのは,選手だということになる。
直接には書かれていないが,行間からはそう読み取れてしまう。

2.
次に記事は,
18節以降の平均失点数がそれまでの1・64から1・23に減少したことを取り上げて,
>懸念の守備力は確かに向上した。
と書く。
(※ちなみに,それを言うなら「懸案の」だろうな。「懸念」を使うなら「懸念された」と書くべきだ。校閲部何やってんの?)

ここでいきなり文章作法の話になるが,
この,「確かに」というのは,批判対象を一瞬持ち上げたと見せて落とすことには,非常に便利な言葉である。
 文例:確かに○○には▲▲という良い点もある。
    しかし,○○には××という,致命的な欠点がある。
    だから,○○はダメだ。
書き手は,こういう構成にすることによって,
「私は,批判相手の良い点も認められる客観的な視点を持っていますよ」「そういう私が唱える説は説得的でしょ」というポーズを取ろうとしている。
だから,読者は「確かに」が出てきたら警戒しなければならない。
書き手が本当に言いたいことは,「しかし」以下にあるのだ。

記事はこう続いている。
>が,その基盤には見逃すことができないもろさも同居する。攻撃は,ヨンセン頼みの状態が続いたからだ。
(中略)
>透けて見えたのは昨季と変わらぬ外国人依存の体質。チームは第30節の大分戦でようやくJ1残留を決めたが,連携や創造性の乏しさは否めない。
こここそが記者が一番言いたいことであり,
この部分から読み取れるのは,
(1)連携や創造性に乏しく,ヨンセン頼みの攻撃しかないという状態は,「もろい」ので問題である。
(2)外国人依存の体質は問題である。
という記者の主張だ。

まず(1)に関しては,これは,はっきりいって現実を見る目を失っているとしか言いようがない。
記者の言う「ヨンセン頼み」の「もろい」攻撃が,どれだけ機能し,降格寸前の名古屋を救ったか分かったうえでモノを言っているのか。
 ヨンセン加入前15試合 3勝5分7敗 14ゴール(平均0・94ゴール)
 ヨンセン加入後19試合10勝4分5敗 37ゴール(平均1・95ゴール)
というデータから明白なように,今年は,もしヨンセンが呼べなかったら,間違いなく残留はヤバかった,そういうレベルのチームなんだ。
文字通り「救世主様」と崇め奉ってしかるべきところを,言うに事欠いて「もろい」?
お前は,ヨンセンなんぞに頼らなくても,開幕時の,9番のいないチームで,素晴らしい連携や創造性に満ちあふれた夢のような攻撃が実現できたと言いたいわけか?
まるでベンゲル時代のように?ピクシーはもうおらんのだぞ?
目の前の現実を客観的に観察できないというのは,記者としては致命的欠陥じゃないか?

(2)に関しては,何をか言わんや。
外国人依存体質っていうのは,長らく続いた「攻撃は外国人2トップに完全お任せ」時代にこそ当てはまる言葉じゃないか?
ピクシー&ウェズレイ,ウェズレイ&ヴァスティッチ,ウェズレイ&マルケス・・・
何年この体勢が続いてきたと思ってるんだ?
一番点取ってる日本人が,ここ3シーズン連続で中村直志だったんだぞ。
今年になりヨンセンのおかげで,ようやく日本人のFWたちが点取れるようになったというのに・・・
杉本恵太が何点取ったか知ってるのか?玉田は?津田は?

3.
さらに続くのが,この記事一番の問題部分だ。
>ある主力が嘆いた。「残留が決まり,来季に向けた戦術も試せるのに,監督は目先の勝ち点を狙うだけ。リスクを冒さずにヨンセンに放り込んで,後はどうにかしてくれ,という感じ」
>来季は3年計画の中間決算。綱渡りの今季を上回る結果が出なければ,チームが空中分解する危険をはらんでいる。
はい来たよ,自分の手を汚さない卑怯きわまりない批判。
もうまさしく品性下劣としか言いようがない。
だいたい来年が「中間決算」って・・・いきなり「今季以上の結果」が数値目標なわけ?
なんでアンタにそれ決める権限あるの?

ここを冒頭部分の記載と合わせて読むと,
某主力選手のコメント(それが記者の捏造でないとするならばだが)を悪用して,チームを積極的に分裂させようとしているのは記者本人に他ならないのではないか,とすら感じるのである。
所詮名古屋なんざ内紛しかニュースバリューがないチーム,チーム成績がパッとしなけりゃ,選手談話リークして火のないところに煙立てたれ,てか。
FUCK OFF!!だよもう。

そして記事はこう締めくくっている。
>順位は大幅に上昇したが,リーグ半ばには再びJ1残留争いに巻き込まれた。フェルフォーセン監督の下,出直しを図ったシーズンを検証する。
はあ・・・
残留争い=再建失敗という図式でしか見れてないのかな。
ついさっき3年計画でって言ってたばっかじゃなかったっけ。

しかしこんな支離滅裂な文章でよく給料もらえるね。
俺の新聞購読料がこの記者の給料に消えてるかと思うと涙が出るわ・・・

採点結果:顔洗っておととい出直せ

4.
で,今日12/6の記事だ。
普通,(上)と来たら(中)(下)と続くと思うじゃないですか。
「出直しを図ったシーズンを検証する!」って言って,大上段に構えて始まったんだから。
ところが,もう(下)でやんの。早いなおい。
で,
(上)があんなだったから,さぞかし(下)も痛いだろうと期待して読んでみたのに,
・・・薄い選手層に不安を抱いていたセフが外国人FWの獲得を要望していたのに,フロントが拒否し,ほどなくセフの不安的中,得点力不足で順位急降下,ヨンセン獲得まで打開策打ち出せず,なかなか監督の要求するレベルの戦力を整えるのは難しいが,今後はスカウト力をさらに磨き,監督の理想を形にする戦力を整備していかなければ・・・といったきわめて穏当な内容に終始。

どこから圧力がかかった加藤記者?(笑

まあうがった見方をすれば,記事の見出しが,
「監督と球団ちぐはぐ」
となってるところは,何としても内紛を誘発したいという執念を感じられなくもないが(笑


5.
いやあほんと中日のサッカー記事のレベルはひどいな,と思ってた矢先に,
サポティスタで紹介されてた東京新聞の記事。
クラブサッカーの本質を見事に捉えた秀逸な内容だった。
東京新聞が,少なくともサッカー報道の質においては明らかに本家を凌駕していることを改めて思い知る。

 レッズと埼玉の物語

>最も熱いサポーターが集まる「ゴール裏」で応援する男性(27)は「レッズが負けることは、浦和の街や自分たちが負けること」と言い切る。まるで都市の威信をかけた代理戦争。


中日新聞よ。加藤記者よ。
戦うのは「街」そのものなんだぞ。
お前も,この名古屋の一員なんだ。その誇りと自覚を持ってくれ。

下世話な内紛騒ぎの記事なんざ犬に食わせとけ。
俺たちの魂を奥底から奮い立たせるような記事を読ませてくれ。

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  1. 2006/12/06(水) 20:11:39|
  2. グランパス
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:3
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コメント

さすがastinさん、核心突きまくり(笑)。

思ったより反響がありましたね。今回の小火騒ぎ・・・
加藤記者は火薬の量を間違えて自爆テロとは程遠い誤爆といったところでしょうか(笑)。
我々の魂を奮い立たせるような記事が書ける記者がドラゴンズ新聞に居ても、直ぐに辞めてフリーランスになってそそくさと上京…(笑)。

燃料投下も出来ない記者だったとはやれやれです。  ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
  1. 2006/12/06(水) 21:51:05 |
  2. URL |
  3. クロゴマ #wtcrA5jo
  4. [ 編集]

分析とはかくあるべき!!

はじめまして。astinさんのような作業を、検証・分析というのであって、あの記者の記事は、なんでしょうか、感想文というか妄想文というか。
もっと驚いたのは、今日の「下」の尻すぼみぐあいです。もう呆れてものも言えません。

  1. 2006/12/06(水) 22:36:38 |
  2. URL |
  3. のすけの母 #lli.r0dY
  4. [ 編集]

基本的に名古屋の批判記事しか書けないようですな>下等…もとい加藤氏

馬のク×程もいる在名の加藤さんに袋叩きにされて下さい。
  1. 2006/12/06(水) 23:55:07 |
  2. URL |
  3. やす #-
  4. [ 編集]

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中日新聞の記者さんへ(06,12,5「改革の通信簿」について)

朝新聞を開いたら、ヨンセンを囲むグラ選手のカラー写真が飛び込んできた。ウキウキして記事に目をやると……またまた「ヨンセン頼み」とある。こみあげる怒りを抑えながら記事を読むと……攻撃はヨンセン頼み外国人依存の体質ヨンセンを攻撃の軸にすることが何故ヨンセン頼
  1. 2006/12/06(水) 22:37:37 |
  2. 赤鯱グラと黒鯱クー

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フットボール?
あんな馬鹿馬鹿しいもの
  シラフで見てられるわけがねえ

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