Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ

終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ

20060414203152.jpg

名古屋サポなら覚えているはずだ,アンダーシャツに書き殴った"NATO STOP STRIKES"のあの文字を。
1999年6月,ユーゴ大統領スロボダン・ミロシェビッチは和平案を受諾し,NATOの空爆は止まった。国際社会においては,コソボ自治州においてアルバニア系住民に対して「民族浄化(ethnic cleansing,・・・何と忌まわしい訳語!)」を行ったセルビア人は悪魔であるとの評価がおおよそ定まり,そして,コソボからの報道は途絶えた。
だが,平和になったはずのコソボにおいて,今度はアルバニア人による復讐が始まっていた。人知れず「浄化」されていくセルビア人。報復が報復を呼ぶ血の連鎖。
本書は,空爆終了後のコソボで一体何が行われてきたのかを伝えなければならないという使命感に突き動かされたジャーナリストの,6年間にわたる「闘いの記録」。
終盤,ドイツ人オーストリア人(06.08.02修正)作家ペーター・ハントケとの邂逅シーンはまさに圧巻である。

遅ればせながら読了。
著者は,いわゆるユーゴサッカー三部作の木村元彦氏。
この人の行動力には本当に頭が下がる。
amazonのオシム本の書評でも,文章が下手だ何だと貶されている木村氏だが,もうね,文章力とか構成の巧みさとか,そんなもなぁどうでもいいんすよ。

今,後輩からハロルド作石「BECK」を借りて読んでるんですが,21巻で「バンドの初期にしか存在しない,えげつないパワーを録る」っていうフレーズが出てくるでしょう。
レコーディングで今ひとつノってこないコユキに向かって,竜介が「立って弾け」って言ったのを聞いたエンジニアの大石がニヤッとするあのシーン。
この本からは,あそこでいうところの「えげつないパワー」をめちゃくちゃ感じます。

立って,そして行動した者にしか成し遂げられない偉大な仕事です。
三部作と合わせて一読されることをおすすめします。
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  1. 2006/04/14(金) 20:40:15|
  2. 書評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

読んでみますね

木村氏の作品には情熱が感じられます。お勧めの本は未読なので近いうちに読んでみます。
  1. 2006/04/15(土) 13:26:25 |
  2. URL |
  3. 水戸サポ #-
  4. [ 編集]

>水戸サポさん

あ,あなたはその「BECK」を貸してくれた本人じゃないですか。
またおもしろいマンガ見つけたら教えてください。F.F.S.12巻の書評はそのうちうpします。
  1. 2006/04/17(月) 12:05:43 |
  2. URL |
  3. astin #-
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2006/05/20(土) 22:15:45 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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