Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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ラリアット考

北京国安のアウェイ戦はハイライトしか見てないんですが・・・



後半ロスタイム,
突破しようとした杉本が,
ラグビーでいうところのハイタックルで無惨にも止められたシーン。
止めた北京のDF#2郎征には二枚目のイエローが出て退場となりました。

どう考えても一発レッド相当のプレーでしたが,
まあそれはそれとして,あのプレーに対して,某巨大掲示板等は,

4 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:00 ID:LmuO77900
ラリアットは一発キムチだろ


7 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:05 ID:NBk4APeW0
ラリアットw


8 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:09 ID:OWwUIFcO0
見事なラリアット


12 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:20 ID:Mxh+D/YSO
ラリアットとかプロレスかよ


16 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:27 ID:ZJyDXbs+0
ラリアットww


17 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:28 ID:4W98TmPL0
ラリアットwwwwwwwww

23 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:37 ID:YqHvSnEt0
最後ラリアットで締めるって素敵


25 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:37 ID:XCqRyTho0
最後のすぎもとへのラリアットわらた。
何にしても、ケガ人が出なくてよかった。


31 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:56:06 ID:P8mUfhE+0
後味悪すぎ・・・
最後のあのラリアット何なんだよ・・・


33 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:56:09 ID:WaHQ1d8t0
最後にすごいラリアットオチだったぞ


61 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:58:08 ID:o0PCPmTp0
ラリアットを繋ぎ技で使う塩レスラーが増えた中で
ちゃんとフィニッシュで使ったのは褒めるべき


105 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 22:02:42 ID:Y7z6ArJwO
杉本がハンセンに試合後ラリアットを食らう
若手レスラーにみえた


127 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 22:05:58 ID:JA9dEVgpO
名古屋サポの鬱憤を晴らすようなラリアット



というような書き込みに溢れかえりまして,その中でもとくに,
>>127に対しては思わず「誰うまwwww」というレスを返したくなるところですが(爆),
それはともかくとして,
古今東西のプロレスラーの中で,もっともスタン・ハンセンを愛している私には,
今ひとつ納得がいきませんでした。

「おいおい,あんな振り切ってない技をラリアットと呼ぶなよ失礼な,
あれはラリアットじゃなくて単なるクローズラインだろ!」
と思ってしまったのです。

(注:以後サッカーの話ナシ)


アメリカのプロレスをご覧になったことのない方には,
この「クローズライン」という技の名称はあまり馴染みがないかもしれません。

伸ばした腕の内側を相手の首や胸に打ち付けるプロレス技のことを,
我が国においては「ラリアット」と呼ぶことが一般的です。
日本マット界において長らく活躍した,
「不沈艦」ことスタン・ハンセンのフィニッシュ・ホールドである,
「ウエスタン・ラリアット(=西部式投げ縄打ち)」の影響であることは
もはや言うまでもないでしょう。



ところが,WWEなどを見ておりますと明らかなように,アメリカでは,
この技のことを「ラリアット」とは呼びません。
専ら「クローズライン」と呼んでおり,
両者は概ね同じ意味であるということになっております。

しかし,両者が同じ意味であるとはいいながら,
アメリカンプロレスにおける「クローズライン」の位置づけが
日本における「ラリアット」のそれとは比べものにならないほど軽い
ということについては,
アメプロをご覧の方々には,間違いなくご賛同いただけるところだと
思います。

アメプロにおけるクローズラインには,とにかく,
力感というものが決定的に不足しているのです。
クローズラインはほとんどの場合,
ごく軽いつなぎ技として使われるに過ぎず,
相手に与えるダメージも少ないのです。
この技でフォールを取るような場面に出会うことは極めて稀であり,
これがフィニッシュ・ホールドとなっているのは,
唯一,ジョン・ブラッドショー・レイフィールドの「クローズライン・フロム・ヘル」ぐらいで,
その他凡百のクローズラインのヘロヘロな威力は,
ハンセンのラリアットを見て育った我々を失望させるに十分です。
(とくに,猪木を舌出し失神に追い込んだホーガンのアックス・ボンバーですら
つなぎにしか使われてないとことか見るともう・・・)

で,何がこうまで技の印象を変えてしまうかと考えると,
結局のところ,
クローズラインはラリアットのように腕を振り切らないんですね。
伸ばした腕をぺちんと当てるだけなんです。
ここが決定的に違う。

で,先述の「クローズライン・フロム・ヘル」も,
やっぱり腕を振り切って相手をぶっ倒す技なんで,
私としては,これはクローズラインと名乗ってはいるものの,どっちかというと,
本質的にはクローズラインでなく,
むしろラリアットに分類される技であろうとこれまで思ってきました。




そう,私はこれまで
・腕を思いっきり振り切る=ラリアット
・伸ばした腕をそのまま当てる=クローズライン
というようにこの二つの技を区別しておったのであります。

そして,今回の北京の2番の技も,
伸ばした腕に杉本の首をひっかけて倒しただけなので,到底ラリアットとはいえず,
クローズラインでしかないと判断したわけです。

しかし,待てよ,と。
果たしてこの理解で当たっているのだろうか。
そもそもクローズラインてどういう意味なんだと,
いろいろ疑問に思うことが出てきてしまい,ちょっと調べてしまいました。

この点,日本語版ウィキペディアの「ラリアット」の項目はなかなか詳細で,
クローズラインの語源も明記されていました。

アメリカ合衆国ではラリアットのことをクローズライン (clothesline) と呼ぶのが一般的である。語源は、洗濯物を干す縄が転じて、道に糸などを張りオートバイなどで通過する人間の首に引っ掛ける罠。


なるほど,クローズラインとは,要するに,洗濯ロープのことだったのです。
道理であの技は腕をピーンと張ったままにしてるわけです。

そういえば,昔,学校をズル休みした日の午後とかに見た映画で,
道路にピアノ線を張って,暴走族の首をチョンパするシーンが出てきて,
ゾーッとしたことを思い出しました。

これに対して,「ラリアット(lariat)」を辞書で引くと,
「動物を投げ縄で捕獲する」という意味であります。

やはり,
張っておいたロープに引っかけるというどちらかといえば陰湿な行為と,
自ら投げ縄を打つというアクティブな行為とには,
その本質的なところで差があるのではないか,という結論に至りました。

さらに私は,ウィキペディアの勧めに従い,
英語版ウィキペディアの
en:Professional wrestling attacks#Clotheslineおよび
en:Professional wrestling attacks#Lariatも参考に引いてみました。

すると,"Lariat"の項にそのものずばり両者の違いが記載されてありました。

This move is similar to a clothesline,the difference being that in a clothesline the wrestler's arm is kept straight to the side of the wrestler during the move, while in the lariat the wrestler strikes their opponent with his arm.



これに対し,"Clothesline"にはこうありました。

A clothesline is a move in which one wrestler runs towards another and extends his/her arm out from the side of the body and parallel to the ground, hitting the opponent in the neck or chest and knocking him/her over. This move is often confused with a lariat.



やはり両者の違いは,
クローズライン:腕はまっすぐ伸ばされたままである
ラリアット:腕でもって敵を打ち抜く
("hit"と"strike"の違いに着目してください)

というところにあると,英語版の編集者も記載しており,
私と同意見であることがわかりました。

しかし,ここで再び私が少々気になったのは,
日本語版ウィキペディアのクローズラインについてのこの記述。

また、フットボールで腕を相手の首に引っ掛けて倒す反則としても知られる。スタン・ハンセンがフットボーラーだった頃に当時は反則でなかった「腕タックル」としてよく使用していた、と著書「魂のラリアット」で述べている。クローズラインの元祖はジェイク・ロバーツであり、ラリアットとは由来が別とされ、ラリアットという呼称が一般的なのは日本だけである。



前段は,なるほどです。
しかし後段の「由来が別」というところで疑問に思いました
元々クローズラインが(反則)技としてアメフトで使われており,
ハンセン自身が元フットボーラーとしてそれを使っていた以上,
クローズラインとラリアットとが由来が別ということはないのではないか。

むしろ,アメフトで使っていたクローズラインでは
伸ばしたままだった腕を,
ハンセンは,まさに「細い綱」を「太い縄」にするがごとく,
思いきり振り切ることで,進化させたのではないか。
そうだとすると,ラリアットは,クローズラインをその祖とする,
発展系の技なのではないか。

そのような仮説を立て,調査を進めて参りましたところ,
私はこの点についてのハンセン自ら自身のこんな発言を発見したのです。

ハンセン「ラリアット(投げ輪)は私がつけた西部風の名前なんだ。あれは『クローズライン』というアメフトの技なんだよ。私がアメフトをしていた時に覚えた技なんだ。レスリングを始めた時に特別な技を使いたいとおもったんだよ。強力で誰もが私の技と認めるようなね。それでこの技を選んだんだ」

日刊H.T スタン・ハンセン出演「英語でしゃべらナイト」を見た
http://hidehide7755.blog27.fc2.com/blog-entry-1145.html



あれれ,由来が同一どころか(その点は私の仮説は当たっていましたが),
結局同じ技だと本人に言われてしまいました。
おいおい,今までの分類のための努力は一体・・・。


まあ,いいです。
当の本人が何と言おうと,クローズラインとラリアットは違う技であると,
私は断言します。
腕を振り抜いてないラリアットはラリアットじゃない。

そして,あの北京の2番のはやっぱりラリアットじゃありません!
あれは腕振り抜いてないから。
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  1. 2009/05/23(土) 00:37:46|
  2. スポーツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<本田圭佑代表初ゴール | ホーム | 09ACLグループE第5節 H蔚山現代ホランイ戦@瑞穂>>

コメント

これはこれは、参考になります。
『クローズライン』は初耳でした。^^;
ラグビーならすぐにレフリーが黄紙を出して一時退場でしょう(笑)。
昨季まで我が軍にいたセコベちゃんが腕が長いがゆえによくやらかしていた技です(爆)。
アメリカンフットボールならフェイスマスクで北京は15ヤードの脱退で名古屋のオートマティックファーストダウンでしょうか(笑)。

潮来の弁当屋の倅には気の毒だったということでw
  1. 2009/05/23(土) 10:12:06 |
  2. URL |
  3. クロゴマ #7WN.yEkg
  4. [ 編集]

長いよ!

でも、最後まで読んじゃいました。
勉強になりました。
  1. 2009/05/23(土) 10:20:39 |
  2. URL |
  3. とおりすがりのグラサポ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

やはりラリアットじゃないですね

始めまして、やはり同じような事を考えていた人が
いたことに驚きです、腕を振りぬいていないので
クローズラインですね、ハンセンもJBLもアメフト
出身でしたね。
  1. 2009/05/23(土) 17:38:38 |
  2. URL |
  3. ahrobyy #-
  4. [ 編集]

セリエ観るためにスカパー契約して、
当時WWF(not パンダ)にはまってしまったおいら的にも、
管理人殿と同意見ですな。

ハンセンは肘を強く曲げてブンと振っていた記憶があります。

JBLよりAPAのブラッドショーの方が好きだったなぁ…
  1. 2009/05/23(土) 20:41:50 |
  2. URL |
  3. やす #-
  4. [ 編集]

>クロゴマさん

このようなしょーもない記事がなにがしかのご参考になれば幸いです。

ちなみに、YouTubeを"clothesline"で検索しますと、一番上に表示されるのは、この

Raja Bell clotheslines Kobe Bryant in Game 5
http://www.youtube.com/watch?v=7V8ZukXsWmk

コービー・ブライアントが首に腕を引っかけられて止められたシーンの映像です。
やはりアメリカでは、競技を問わず、この反則のことを「クローズライン」と呼ぶようです。
  1. 2009/05/27(水) 17:20:00 |
  2. URL |
  3. astin #t1xMek0c
  4. [ 編集]

>とおりすがりさん

無駄な長文お読みいただいたうえ、
コメントまでありがとうございました。

これからもお気軽にお立ち寄りください(笑
  1. 2009/05/27(水) 17:22:29 |
  2. URL |
  3. astin #t1xMek0c
  4. [ 編集]

>ahrobyyさん

こちらこそ初めましてです。
あ、でも、blazeさんとことかでちょくちょくお見かけしてるかな?

今回、
「あ、でも、日本に来てたハンセン以外の外人のラリアットってどうだったっけ」と思って、
テリー・ゴディの動画探してたら、こんなん見付けちゃいました。
Terry Gordy,Steve Williams Vs Bam Bam Bigelow,Davey Boy Smith 1
http://www.youtube.com/watch?v=iXaTqIDVZRs

テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムス対
バンバン・ビガロ&デイビー・ボーイ・スミス・・・

既に、4人中3人死んでしまったという事実を改めて思い知らされ呆然。
  1. 2009/05/27(水) 17:32:24 |
  2. URL |
  3. astin #t1xMek0c
  4. [ 編集]

>やすさん

そういや、こないだもWWFの話したとこでしたね。
最近サッカーすら見る時間なくて、全然見てないんだよなあプロレス・・・
  1. 2009/05/27(水) 18:05:54 |
  2. URL |
  3. astin #t1xMek0c
  4. [ 編集]

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