Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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J1第17節 鹿島戦1-2

またも・・・ またも負けたか鯱八聯隊・・・

このブログで折に触れ書いてきたように,
僕は,昨季からのセフ政権下において,少しずつこのクラブのあり方が変わりつつあるように感じています。
もしこのクラブを完全にブレイクスルーさせる何らかの契機があるとすれば,
それは鬼門カシマを突破するということをおいて他にはない。
その姿をこの目で見届けたい。
もしも初勝利を見逃すようなことがあれば,その後一生後悔して過ごすことになるでしょう。
僕は決めました。
行こう。あの漁業と工業と剣豪の国へ。

僕にとってリーグ開設15年目にして初めてのカシマ遠征でありました。

さてこの遠征は,後輩のMくんと落ち合うところから始まりました。
通常なら東京駅からバスに乗り込むべきところ,何故か山手線で秋葉原へ向かう僕。
Mくんがどうしても車で乗せていくといってきかないので,しょうがなく彼の住んでいるつくばへと向かうのです。
アキバ発つくばエクスプレスに揺られること45分。
田園・森林地帯の中を05年8月開業の高速鉄道が突っ走る実にシュールな光景。

万博記念公園駅でMくんと合流。
Mくんは去年の「納涼漢祭り」(※注:水戸サポにとっての年間最大のイベント。興味あったらぐぐってみて下さい。別にぐぐらなくていいですけど・・・)のときに買ったという,
背中に「漢」と染め抜いたかなりイタイ半纏で登場。
駅前の岡本太郎作モニュメントとあいまって,
思わず目の奥の方に鈍痛が走ります。

Mくんの車に乗り込み,ナビに表示された到着予想時刻を見ます。
え~2時間もかかんの?ほんとに同じ茨城県なのかよ・・
気がつけば雨まで降り出しています。

途中で昼飯を食ったりしつつ,延々と下道を行きます。
途中のロードサイドにはほとんど何もありません。
西部劇のような荒涼とした光景が広がります。
阿見→美浦→稲敷と霞ヶ浦の南岸に沿って東進し,橋を渡って潮来へ。

ははあ,
ここが「潮来の韋駄天」杉本恵太を育んだ水郷・潮来か。
しかし,あやめまつりには脇目もふらず,通り抜けます。キックオフ時間が迫っているのです。

もう一つ橋を渡り,いよいよ鹿嶋市へ。すぐ大きな森が見えます。
ははあ,
ここが「剣聖」塚原ト伝が千日参籠して秘剣「一の太刀」を開眼し,その弟子上泉伊勢守信綱も修行に励んだという鹿島神宮か。剣豪小説好きにはたまらんのう。
もう少し時間があれば,
「アントラー」の元ネタであるここの鹿の角をちょいとヤスリで削り取って持ち帰り,
ブラジル呪術マクンバの秘儀に使ってやるのであるが,うーむ無念也。


さすがに近づくにつれちょっと渋滞してきましてやきもきしますが,

シュール!シュール!シュール! 何とか30分前には駐車場に入れ,スタジアムへ。

うーむ。我が豊スタにも言えることだが,

あめが降れば~ おがわができ~ これ最初に作ろうって言い出した奴アホやろ。いい意味でだが

いざアウェイゴール裏スタンドへ。
雨でもカシスタは屋根があるから安心と思ってたのに・・


磯なひとびと 1階には届いてねえ~

さて,そうこう言ってるうちにもう試合です。
ジョンウさんが有給休暇を取られているので,直志が久々のスタメンかなと思ったら,
やっぱりベンチです。うーむ。
スタメンは,
GK楢崎,DF右から大森,米山,阿部の3バック。
MFはボランチに吉村と山口慶,左に本田,トップ下に俊哉,右に津田。
そしてFWはヨンセンに片山。
スギスタメン落ちか。
怪我もあるんでしょうが,最近プレーに閉塞感があることも無関係ではなさそう。

前半はほぼ名古屋ペース。水曜日の清水戦の前半が嘘のようだ。
片山がヨンセンの周りをよく動き,起点になる。
吉村,慶は堅実なプレーで本山,野沢をほぼ封殺。
人間離れした跳躍力を誇る田代相手に阿部で勝負になるのかよと心配していたが,
おお何とか競り合っているではないか。
イヴァン・ハシェックにでも習ってきたのか?
津田も,右サイドで仕掛け,ヨンセンにクロスを供給するという,与えられた役割を十分にこなしている。
心配なのはむしろプレーに迷いが見える本田。
ボール受けてからこねくり回したあげく,結局阿部に下げ,そこにプレッシャーにいかれてしょうがなく阿部が蹴り出すというシーンが目立つ。
たまに仕掛けても鹿島右SB内田篤人に無難に抑えられる本田。
おいおいどっちが五輪代表だよっていう話だよ・・

しかし,展開はおおむね名古屋ペースのまま前半終了。
ゴール裏からは大拍手。
これならば,最低勝ち点1は・・・

後半も攻める名古屋だが,
絵に描いたようなカウンターであっさり失点。得点者増田。
しかし阿部起用して3バックで行くんなら,1~2失点は折り込み済みのはず。
さあこっからだ!と思った矢先,
セットプレーから,いつの間にか何かショーン・マイケルズみたいなロンゲになっているマルキーニョスに拾われて,ループを決められる。2-0。人生は厳しい。

名古屋は杉本,渡邊を投入。直後,杉本のクロスをヨンセンが決めて1点差。
直志も投入しイケイケの猛攻を見せる名古屋だが,肝心のシュートが枠外かソガ正面の二択では・・
俊哉のヘッドは半分ガッツポーズしかけたのですが・・・


リーグ15回目の,公式戦21回目の敗戦。
クロゴマさんすいません,漁民の旗が何本か数えるには心の余裕が足りませんでした。


簡単にまとめてしまえば,ほぼ試合を支配しながら,弱い方のチームにカウンターとセットプレーで負けた試合。
弱いチームでも勝てるというのがサッカーというスポーツのもっとも面白いところであり。


せっかく鹿島での試合なので,無理無理剣術の話に例えてみますが,
今回の試合は,名古屋が自分のリズムで攻め立てながらも,
一瞬鹿島に「拍子を合わされて」斬られてしまった仕合いのように思います。
柳生但馬守宗矩が「兵法家伝書」に記したところの,「拍子にあへば、敵の太刀つかひようなる也」というやつです。
鹿島は伝統的にこうやって勝つのが上手い。


これを打ち破るには,いわゆる「無拍子」の極意しかない。
すなわち,
「拍子がちがへば、敵の太刀つかはれぬ也。敵の太刀のつかひにくき様に打つべし。つくるもこすも、無拍子にうつべし」
ですな・・・って誰がついてきてるんだこの話題。

名古屋の今の攻撃パターンは良しにつけ悪しきにつけ,極めてオーソドックス。
加えてリズムまで一本調子になってしまっては,やはり止められてしまう。
組織の中にあって異分子となり,他人と違うリズムを刻める存在,それは本田圭佑をおいて他にないと僕は思うのですが。
もっと個性を出してかまわないのにと,今季の彼には歯がゆい思いを感じています。

とにかく負けたんで,とっとと退散だーい。
来年見てろよこんちくしょう。

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  1. 2007/06/27(水) 09:33:32|
  2. グランパス
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J1第16節 清水戦1-2

おい!
試合終了後にブーイングした奴!


あそこは他の選手に目もくれずひたすら津田コールだろ!


以上!

  1. 2007/06/22(金) 17:26:35|
  2. グランパス
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海の向こうからあの人も応援しています

今夜は清水戦ですね。
いつの間にかブログを開設してらっしゃった,
アルビレックス新潟・シンガポール#21岡山哲也さんも応援してくださっていますよ。

昨日のJリーグの結果はとても残念でした・・・
名古屋は逆転負け・・、そして新潟も負けてしまいました。。
名古屋は相手が首位ガンバ、勝てばその差を縮めることができたんですが・・残念。
それに関西での試合は相性も良くない・・し。
新潟も前半の退場が痛かった、やっぱり前半に退場者が出るとどうしても後半の最後の所で踏ん張れなくなるんですよね。
相手もホームだし、必ず点を取りにきますからね。
それでもそんな状況で勝ったり、引き分けにすることが出来る力をつけていかないといけないのも事実です。
勿論、上を目指しているなら当たり前ですよね。
両チームとも負けてしまいましたが、次、次節絶対に連敗だけはしないようにして下さい。。
良い位置にいるだけに、これからの中盤戦、終盤戦の結果によってはチャンスがありますからね!
チャンスって???
もちろん優勝のチャンスに決まってますよ!!!
頑張れ!グラ!アルビ!
http://www.oka21.com/index.php?date=2007-06-17&cID=0


岡山さん・・・
アルビの選手なんですから,名古屋に対するコメントが先というのはスジとしていかがなものかとは思いますが,
さすがは,チーム公式サイトの選手紹介のページに,「やって来た先導者 ミスター名古屋」という笑える素晴らしい叩き文句を付けられているだけのことはあります。

岡山さんの純粋な言葉からはひしひしと「名古屋愛」が伝わってきます。
我々サポやクラブは,果たしてその愛に応えてきたのだろうか?
と自問してしまう・・・

キャリア終盤を迎え,若手ばかりのチームの中奮闘している岡山さんを,僕は応援していきたいと思います。
  1. 2007/06/20(水) 12:03:10|
  2. グランパス
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菊地直哉逮捕に際してのいくつかの留意点

去る6月13日,菊地直哉が静岡県浜松中央署に逮捕されたとの報が流れた。
被疑事実は,15才の女子高生に対する淫行。静岡県青少年環境整備条例違反である。
報じられた内容は例えばこのようなものである。

磐田MF菊地を女子高生淫行で逮捕

静岡県警浜松中央署などは13日、女子高生(15)にみだらな行為をしたとして県青少年環境整備条例違反の疑いで、磐田の選手でアテネ五輪代表だった菊地直哉容疑者(22)を逮捕した。

調べに対し、菊地容疑者は容疑を認めているという。

調べでは、菊地容疑者は5月下旬、浜松市内の路上に止めた乗用車内で、同市の高校1年の女子生徒が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。

http://www.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp0-20070613-212495.html


さて,「みだらな行為」というのを読んで,それが具体的にどんな行為であるかを正確に把握できた方はいただろうか。

マスメディアはこと性犯罪になると,あえてぼかした書き方をするのが慣例となっており,今回も「みだらな行為」あるいは「わいせつな行為」という書き方しかしていない。
後者の「わいせつな行為」というのを読んで,菊地のやった行為がいわゆる「性的いたずら」とか痴漢行為とかそういったレベルなのではないかと思っている方も多いと思う。
また,実はレイプや強制わいせつなのではないかという想像をたくましくしてらっしゃる方もちらほらみられる。

注意: これ以降には未成年者の閲覧にふさわしくない記述・表現が含まれている可能性があります。不快に感じる方は閲覧をご遠慮ください。
[続きを読む...]
  1. 2007/06/18(月) 21:29:18|
  2. サッカー
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J1第15節 ガンバ大阪戦1-3

まず最初に言っておかねばならないだろう。
家本政明ナイスジャッジ。
その驚くべき落ち着きが,サステイナブルなものであることを心から願う。

試合の方はといえば。
名古屋は米山が警告累積でサスペンション,加えて麻也が腰痛発症で,
増川,竹内がスタメン復帰。
竹内が右サイドバックに入り,大森と増川でCB,阿部翔平が左サイドに入った4バック。
マグノアウベス(前大分)&バレー(前甲府)の2トップに,大森&増川の2CBか・・
それはちょっとキツいんちゃうか・・と心配していたのだが,
マグノ(前大分)が体調がよくないのかずっと消えており,前半は実質バレー(前甲府)の1トップ。
おかげで守備の破綻は最小限。

久しぶりの復帰となった増川が,チーム待望のセットプレーからの得点を前半早々に上げ,
名古屋がリードを奪う。

さらに名古屋は「こんなに天気が良い以上最後まで持つわけがないアホアホプレス」で,
前半はガンバの攻撃を寸断。
もっともそこから先に攻撃までいけるかというと・・なかなか厳しい。
通常ならばここで2点目を取れなかったことが敗因,とか言いたくなるのだが,
前半作ったチャンスはいずれも単発,杉本のカウンターも本田のシュートも得点の匂いに乏しい。

結局,もう途中で足が止まること覚悟であそこまでガンガンいかないと,
ガンバの攻撃はとても押さえてられない,というか。

そういう意味では,後半,バレー(前甲府)のゴールで同点となり,
明らかに選手の足が止まり始めたところで,
真っ先に走れなくなった本田をひっこめ,
さらにはFWを下げて中盤を厚くするという選択は,そんなにめちゃくちゃなプランではない。

セフにとって不運だったのは,
杉本をひっこめた直後のガンバのCKで,シジクレイ(前神戸)に,
相変わらずの「なぜかそこにいる」能力を発揮されてしまったことか。

まあ中盤の運動量を保つために入れるなら,吉村じゃちょっと厳しいところもあるのだが。
もっとガットゥーゾ的選手がベンチにいればとかちょっと思ったりする。例えば小椋祥平とか。

ベンチといえば,ガンバが後半頭から,マグノ(前大分)に代えて播戸,安田に代えて家長を投入。
たとえ前半うまくいかなくても,間違いなく流れを変えられるオプションがベンチに控えているのはこれは強い。

勝負のアヤとしていうならば,
この交替でガンバは播戸とバレー(前甲府)の完全な2トップになったのだが,
名古屋は大森&増川の2CBを維持。
結果論だが,これがサイズ&スピードのミスマッチを生んでしまった。
後半開始早々からたびたびピンチを招き,やがてギャップをつかれるのを恐がって
ズルズル下がりだす最終ライン。
せっかく竹内を起用していたのだから,3バックにするというチョイスは十分あったと思うのだが・・


しかしバレー(前甲府)の2点目には,久しぶりにヘコまされた。
増川・・・播戸からバレー(前甲府)に入った瞬間,
中途半端にウォッチしたあげく,自分からシュートコース明けにいくとは・・
厳しい言い方すると,あれだけでDF失格の烙印を押されても仕方ない致命的プレー。
得点とチャラにすることなど決してできない。
こういう大敗の直後は切り替えが大事なことは重々承知だが,
あの失点シーンだけは増川は死ぬほど反省して欲しい。

さて,ガンバとのホーム戦は9月1日19:00キックオフか。
まだまだ暑い季節とはいえ次はナイター,今回と同様にいくと思ったら大間違いだぞ。
首洗って待ってろ西野。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ,なんでガンバの外国人選手にいちいち前所属チームを書いてるかって?
いやー,自前で外国人探してくるというコストとリスクを完全に放棄してて,
かえって清々しいくらいだなあ,と思って・・・(笑

  1. 2007/06/17(日) 17:33:17|
  2. グランパス
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J1第14節 川崎戦2-2


昨年4月,瑞穂で行われた川崎戦,正直私はかなり打ちのめされていました。
川崎の強さに。名古屋の弱さに。
そして,いつの間にか両チームの間に絶望的とすら思える差が開いてしまった事実に。
これが埋まる日はいつになるのだろうか。
ヨンセン加入後の8月のアウェイでも,マルコンとジュニーニョに蹂躙され,こっぱみじんに負けました。

強い。川崎は。
昨年対戦したなかで,単純な力の差を一番感じたチームは,浦和でもガンバでもなく,このチームでした。

そして昨年オフ。
とうとう名古屋を出ることを決断した川島の移籍先は,他でもないその川崎でした。
これは,お互いにとって素晴らしい決断ではありました。
J1屈指の強豪であるにもかかわらず,移籍即スタメン確実という稀有のチームを見つけた川島。
ほとんど唯一といってよいウィークポイントを見事にふさいだ川崎。
川島の才能(※ただしロングキックの精度を除く)を,あたら飼い殺しにするという罪悪感からようやく逃れることができた名古屋サポ。

そして今シーズン。
昨年リーグ2位の成績を得てACLに参加することに加え,
今や完全に各年代の代表選手の安定供給元であるだけに,過密スケジュールに苦しむことが予想されていた川崎。
しかし,始まってみれば見事ACLでグループリーグ突破。
国内戦でも,ややドローが多いものの上位は堅実にキープ。
マルコンに代わる左サイドMFフランシスマールのシーズン前の離脱に加え,
私も記事にした我那覇のドーピング問題という突発事項はありましたが,
足腰の強さを見せて大事に至っていません。
ACLの舞台は,このチームについては負荷どころか、成長の促進剤として働いているかのようです。

名古屋にしてみればますます遠くなる川崎の背中。
この差を少しでも埋めていくためには,もはや直接対決で詰めていくしかない。
いままだ地力をつけつつある,その過程にある我がチームではありますが,
勝ったり負けたりを繰り返しつつも上位グループに食らいつけている現状,
いくらなんでも昨年のような惨劇の再現はないはず。

というわけで,今年のホーム戦の舞台は豊スタ。
朝からの激しい雷雨が,激闘の序章となりました。

豊スタ初登山を果たした川者の皆さん

この日の川崎は我那覇が体調不良,マギヌンに故障発生で,
FWは黒津とジュニーニョの2トップ。
MFはトップ下に#24大橋正博。
一時は横浜Fマリノスのスタメンを掴んだかに見えた彼も,〔Fマリ→水戸→Fマリ→新潟→Fマリ→ヴェルディ→川崎〕と渡り歩き,今や流浪のジャーニーマンです。
#14中村憲剛とボランチを組むのは,〔柏→鳥栖→柏〕の#17落合正幸。
左サイドは,昨年ベガルタ仙台でキャプテンを務めたにもかかわらず,シーズン後戦力外にされるという憂き目を見た,#26村上和弘。
今季既に3ゴール,フランシスマールの穴を見事に補う大活躍。
そして右サイドはご存じ,DQNの中のDQN(笑),#19森勇介。
今年は関塚監督から途中交替を告げられてブチギレ,あやうくクビになる寸前でしたが,
素早く丸坊主にし何とかセーフ。
なんとその翌月にオシム御大からA代表候補に選出されるという,本人が一番驚いたであろう不測の事態発生。さらに翌月は長男誕生。もう誰も彼を止められません。

最終ラインの3バックは,右から箕輪,寺田,伊藤という,
なんかもう往年のアーセナルの"フェイマス・フォー"を彷彿とさせる,手堅すぎる3人。
これに加えてGKは,移籍するなりA代表に呼ばれたことで,評価の高さを改めて世に知らしめた川島永嗣。

さて試合は。
いきなり動きました。


開始早々米山のロングフィードからヨンセンの落としに反応した杉本の飛び出しに対し,
びっくりしたのか寺田周平が背後からのボディアタックで止めてしまいます。開始15秒。
主審は西村雄一,時間が早すぎることにもまったく動じることなく,毅然としてPKの判定。
この辺はさすがにSRの仕事です。

PKを蹴るのは通算98ゴール藤田俊哉。川島の読みは完璧でしたが,ここは俊哉の貫禄勝ち。サイドネットに突き刺して名古屋先制。
川崎に一度も触らせないうちにPK奪取しての先制,隣で見ていたクロゴマ師が「オランダ対西ドイツ・・」と呟きます。
もちろん74年西ドイツW杯決勝,オランダの開始早々のボール回しに西ドイツが一度もボールにさわれないまま,ベルティ・フォクツがヨハン・クライフを倒してPKを与えたあのシーンのことです。あの試合,PKで先制したオランダは,ゲルト・ミュラーの異能の前に,結局は逆転負けを食らったのでしたが・・

早い時間に先制することができた名古屋,しかし,この試合がこのまま終わるわけがないことは誰しも感じていたはずです。


思わぬ形で失点した川崎でしたが,中村憲剛を中心とした滑らかなボール回しから,徐々に名古屋の左サイドに狙いを定めていきます。
本田&阿部という,どちらかといえば攻撃能力重視で選手起用されているこのサイド。
川崎のような本格的かつスピード感溢れるサイド攻撃に晒されるのは,この試合が初めてかもしれません。


本田が中で仕事する時間が長いため,サイドの守備が阿部一枚という場面が目立ちます。
その阿部の守備がいかにも軽い・・・あれで大丈夫かなあ・・・。
不安的中,前半22分,ルックアップ技術にかけては天下一品中村憲剛から,右サイド日本代表候補であらせられる森勇介様へ。
阿部との1対1を楽々制して縦に仕掛けた森のクロスはやや浮きましたが,
良い動きでフリーになっていたジュニーニョが,これまた素晴らしい右足インサイドボレー,
これが楢崎の股間を破り,川崎同点。


案の定(?)追いつかれた名古屋,その後は一進一退の攻防。
川崎は黒津のシュートが楢崎正面,
名古屋は大森のクロスからのヨンセンの惜しいヘディングや,本田の右足(!)ミドルが川島をチビらせたものの(笑),いずれも枠に行かずで,
両者勝ち越しはならず,1-1で前半終了。

後半。
川島のキックがノータッチでラインを割るところを見て,
「ここだけは基本的に大宮時代からまったく変わってないなあ」と余裕をかましていられたのは最初だけ。
徐々に川崎の洒落にならない攻撃に肝を冷やす場面が増えていきます。
箕輪・寺田のセットプレーでの高さ。
黒津のスピード。
ジュニーニョのクイックネス。
憲剛の飛び出し。

この流れで先に点取られたらそれを跳ね返すのは相当厳しい,そう思っていた矢先,なんと名古屋が勝ち越し。
20分,名古屋のCKからの流れ,敵クリアをうまく拾ったジョンウが残っていた吉田麻也にフィード。ボールに追いつきざまマーカーの村上をぶっとばした麻也,中央のヨンセンへ右足でいいクロス。
ヨンセン豪快に叩きつけて久しぶりにヘディングでのゴール!

夢を見ました。2分間だけ。

22分,リード直後にもかかわらず中途半端に前がかりになる名古屋。
前線にやや過大と思える人数をかけながらもボールをロスト,
右サイドのハーフウェーライン付近で張っていたジュニーニョにつながれます。
本田も阿部も上がっていたため,ジュニに対応したのは麻也。
この場面,私は思わず「カードでいいから倒せ~」と叫んでいましたが,
ビデオで見直すとそもそも対応が1テンポ後手になっていて,あそこでスライディングにいっても止めるのは,たぶん無理でしたね・・・

突破したジュニーニョは右サイドからクロス。
飛び込んできたのは失点直後黒津に替わって投入されていたFW#16鄭大世。
地元出身,愛知朝鮮高級学校から朝鮮大学校へ進み,朝大初のストレートJ1チーム入団を果たしたエリート。北朝鮮代表への選出も決まっています。
※しかし,彼は,ルーツは北で,民族教育も受けていますが,国籍は韓国のはずなんですよね。このあたりはどうなってんのかな・・?

思い切りよく突っ込んできたテセに当たったんだか,大森に当たったんだか分かりませんが,ボールは楢崎を破って川崎同点。嗚呼。

やはり勝つには3点取るしかないのか。
ここで名古屋は,ここ数試合ベンチで根腐れていた中村直志を俊哉に替えて投入。
久々の登場となった直志,チームの救世主になって・・・くれない(涙
やる気はあると思うのですが,パス・トラップ・クロス,ことごとく試合勘に欠ける感じ。やはりサブで出すような選手ではありませんね。

以後は両者なかなか見せ場も作れず,2-2,痛み分けのドロー。見ている方も神経を使って疲れた試合でした。

2点目取った後,もうちょっと試合を「殺す」ことのできるメンタリティーがあればアップセットも可能だったかもしれませんが・・・
まあ,タラレバ言ってもしょうがないですね。しっかりと糧にして欲しいと思います。


少なくとも去年よりは川崎との差が詰められたかな,と思います。
まだ背中を追ってる状態ではありますが。いつの日か必ず実力で伍していきたい,改めてそう思った川崎戦でありました。

  1. 2007/06/13(水) 03:35:27|
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