Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ドーピング報道に思う

川崎の我那覇がニンニク注射でドーピング禁止規程違反と報道されている。

我那覇が試合出場自粛 栄養剤注射で薬物規定違反

Jリーグ1部(J1)川崎は25日、日本代表FW我那覇和樹(26)が医療行為との認定なしに栄養剤注射を受け、Jリーグのドーピング(薬物使用)禁止規定に違反していたことを明らかにした。Jリーグによる処分が決まるまで、我那覇に試合出場を自粛させる。25日のアジア・チャンピオンズリーグの全南(韓国)戦も欠場させた。
川崎によると、我那覇は23日の練習後にチームドクターから「ニンニク注射」と呼ばれる禁止薬物ではない栄養剤注射を受けた。しかしJリーグは今季から世界反ドーピング機関(WADA)に従って規定を改正し、正当な医療行為を除き静脈注射を禁止していた。
Jリーグの羽生英之事務局長は「禁止薬物を投与したわけではないので悪意はないと思う。しかし再三いろんな場で規定改正について説明してきただけに残念」と述べた。クラブ、チームドクター、我那覇らに事情聴取し、5月上旬にも処分を決める見通しを示した。
Jリーグでは過去にドーピング検査で陽性反応が出たことはない。しかし禁止薬物を含んだ風邪薬を服用したことが分かった選手が事前に試合登録から外れた例はある。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20070425-00000033-kyodo_sp-spo.html


甘い認識が背景に ドーピング禁止規定違反

今回のドーピング禁止規定違反の背景には、我那覇本人とチームドクターのドーピング禁止規定に対する甘い認識が背景にあった。
23日の練習後に、チームドクターは風邪気味だった我那覇に疲労回復の効果があるとされる「ニンニク注射」を処方した。この注射そのものは禁止薬物を含んでいない。「正当な医療行為をのぞいて、静脈注射は禁止する」と規定を改めたJリーグによると、事前に申告していれば正当な医療行為と認められた可能性はあった。
だが川崎側の説明によると、我那覇は規定が改正されていたこと自体を知らなかった。チームドクターは事後に申告すれば正当な医療行為として認められると理解していたという。
ドーピング禁止規定は出場資格にかかわる重要な規定だけに、理解が不十分だったでは済まされない。お粗末な1件だった。 

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20070425-00000040-kyodo_sp-spo.html


どうやら我那覇は禁止薬物を注射したわけではなく,静脈注射を受けたという行為が規程違反とされているようだ。
しかし,ドーピング禁止規程が改正されていたとはついぞ知らなかった。
改正されたことってニュースになったっけか?
どうして事件になってからはじめて報道するんだろうマスコミは・・・

ちなみに去年のJリーグのドーピング禁止規程はこれ(PDF)である。
※この際,Jリーグに強く苦言を呈したい。
規程に重要な改正がなされているというのに,
公式サイトhttp://www.j-league.or.jp/aboutj/にそれをアップしていないというのは一体ぜんたいどういう了見だ?
リーグとして公に果たすべき周知徹底義務を著しく怠ってはいないか?
どう考えても担当者の怠慢としか思えないぞ※

【追記】07.04.27
今再度Jリーグ公式チェックしたら,ちゃっかり2007年の規程がアップされてやがりました。
当局の迅速な対応に感謝します(笑

さて,去年までのJリーグにおいては,
この規程の第2条(ドーピングの定義)によって,
ドーピングとは,所定の手続に従い選手から採取した尿を分析した結果,FIFAが定める禁止物質が検出され,陽性と診断されたことをいうとされており,
今回問題となった,「正当な医療行為でない静脈注射」という行為そのものはドーピングには該当しなかったのである。

他方,
世界の反ドーピング監視の元締めである,世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency,略称WADA,※「世界反ドーピング機関」という訳語もあるようだが,ここではこの呼称を用いる)の定める,「世界アンチ・ドーピング規程」の
2007年禁止リスト国際基準」においては(※出典は(財)日本アンチ・ドーピング機構のサイト),
禁止物質の外に「禁止方法」として,
>M1.酸素運搬能の強化(例:血液ドーピング)
>M2.化学的・物理的操作 
>M3.遺伝子ドーピング
という行為そのものが禁止されていて,
今回問題となった正当な医療行為でない静脈内注入は,
このうちの「M2.化学的・物理的操作」において禁止されていた。

一体何故これがだめなのか?
M2を読んでみる。
まず

a. ドーピングコントロールで採取された検体の完全性及び有効性を改ざん又は改ざんしようとすることは禁止される。これらにはカテーテルの使用,尿のすり替え,尿の改変などが含まれるが,これらに限定されるものではない。

とあり,
その次に

b. 正当な医療行為を除き,静脈内注入は禁止される。

とある。
すなわち,この項目は,総合すれば,我々が一般に「ドーピング」という言葉を聞いてイメージする禁止薬物の摂取ではなく,
化学的・物理的操作によってドーピングを隠蔽することができてしまう行為自体を一般的に禁止して,隠蔽工作を防ぐという趣旨と解される。
いわば「怪しく思われるようなことをしたら,たとえドーピングしていなくても,そのことだけで処罰」というかなり予防的な規程なのである。
そして,「正当な医療行為でない静脈内注入」は,ドーピングを隠蔽する化学的・物理的操作として,カテーテル使用や尿のすり替えなどと同様に,禁止行為の一つにあがっているのである。
この点,2005年禁止リスト国際基準においては,「具体例として点滴静注,カテーテルの使用,尿のすり替えなどがあげられる」と一列で記載されている。

※ここで不思議なのは,静脈内に何を注入するかはここで問題とされていない点である。
生理食塩水を入れることによる尿の希釈という手はしばしば聞くのだが。
素人考えだが,仮に隠蔽行為としての静脈内注入を防ぐのであれば,注入を禁止するのはドーピングを隠蔽しうる物質に限定すべきではないのだろうか・・・?これではいくらなんでも網を広げすぎに思えるのだが・・・※

実は,世界のサッカーの総元締FIFAは長年WADAに対しては反発しており,両者の反目を理由にアテネ五輪の種目からサッカーがなくなるのではないかとの噂すらあったほどである。
FIFAが反発していた主な理由は,WADAがドーピング初犯の選手に対しても一律に2年間の出場停止を科すという非常に重い規程を置いていたからであるが,
昨2006年6月,とうとう両者は合意に達し,FIFAはWADAの統一基準を受け容れることになったのである。
Jリーグのドーピング禁止規程改正はその影響下にあり,従来存在しなかった「禁止行為」の規定が新たに設けられた,ということのようである。

さて,今回の我那覇の事件である。
ニンニク注射というのは,かの,平石クリニックの平石貴久ドクター開発による栄養剤注射で(参考サイト),
禁止薬物が含まれていないことからドーピングにもひっかからず(実はそうではない可能性もあることが今回明らかになったのだが),プロ野球の清原やハンマー投げの室伏も愛用と,スポーツ界の一部では非常に有名な注射である。

報道によれば,我那覇は風邪気味だったためにチームドクターからこの注射を受けたのだという。

疑問である。
果たしてこれが「正当な医療行為」でなくて何だというのか。
その「正当な医療行為」性を判断するのは一体誰なのか。
しかもだ。
>Jリーグによると、事前に申告していれば正当な医療行為と認められた可能性はあった。
というのだ。
「正当な医療行為」かどうかが,事前申告であれば認められる可能性もあって,事後申告であれば一切ダメというのは一体どういう運用なのか。
そこで,「これであれば正当だからいいですよ」と判断できる奴は一体Jリーグ事務局の中の誰なのか。
なぜ事後申告であれば「正当な医療行為」性を判断することができないのか。
他の競技でも,この点についてこのような杓子定規な運用が採られているのか。

激しく疑問である。

Jリーグは今回の事件について,以上のような点についての説明責任を果たすべきである。

無知なチームドクターがいるのは川崎だけとは限らないのだから。

スポンサーサイト
  1. 2007/04/26(木) 14:56:49|
  2. サッカー
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:10

J1第7節 神戸戦2ー0

だいぶ遅れてのエントリーで失礼します。

携帯の割にはちゃんと取れている・・

今季ようやく2試合目のスタジアム観戦となりました。
連敗はともかくとして,大宮戦での低調をどう打破するかがこの試合のテーマ。
U-22代表のシリア遠征から前日に帰ったばかりの本田も元気に出場です。
そしてDFラインには米山がケガから待望の復帰,これでようやく現時点でのベストメンバーが揃った格好。

天敵三浦淳宏不在とはいえ、神戸との試合には正直ロクな思い出がないのですが,
向こうも降格→昇格を経てまったく別のチームになっております。
はてさて,どうなりますやら。

前半の名古屋,これは今季の試合でほぼ共通していることですが,極めて慎重な入り。
悪くいえばグダグダサッカー。

主にDFラインで,倉敷アナ言うところの「ステーションパス」をまったりと回し,
時折思い出したようにヨンセンの頭めがけてハイボールを放り込む。
そして両サイド中村直志,本田圭佑はほとんど上がらず,というノーリスクな展開。
ただ,今年に関して言えば,
後半突然ギアチェンジして,「やれば出来る子」なところをたびたび見せてくれている
(何故か最後までグダグダだった前節大宮戦を除く)ので,
グダグダな展開でもそうは心配にはなりません。

前半早々,本田の右からのFK。
ゴール前で守っていた神戸FW近藤祐介がジャンプ一番,ピンポイントで見事なヘディングを合わせ,
クリアボールはゴールへ一直線。
史上希に見る芸術的なオウンゴール成るかと思われましたが,
(何故か神戸にいる)GK榎本達也がダイビングしてのフィスティングでコーナーに逃げます。
「まぁなんと申しましょうか,打ちも打ったり,捕るも捕ったり・・・」
故小西得郎ならそう言いそうな,素晴らしいシュートとこれまた素晴らしいセーブでした(笑

歴史に残るオウンゴールを無念にも入れ損なった近藤は,今度はちゃんと自分の攻撃に貢献。
ワンタッチのポストプレーで(これまた何故か神戸にいる)大久保嘉人を抜け出させ,
決定機を演出します。
しかし,大久保がシュート体勢に入る寸前,
彼の視界の外から疾風のようなスライディングが超低空で飛んで来てシュートをブロック!
流石!米山篤志は頼りになります。
でも頼むから怪我だけは勘弁です!
ちなみにこの後ずっと,ヨネがタックルに行くたびに「怪我要らないよ!」と叫んでおりました。
「ファウル要らないよ!」とはいつもよく言ってましたが・・・(苦笑

20分過ぎ,それまでのまったりした展開から,突然縦パスを入れて杉本を走らせる名古屋。
裏を走った本田を囮に使い,DF2人をかわした杉本が右足で強烈なシュート。
ポストを叩いた跳ね返りが速すぎて,詰めていた山口慶はインサイドでミートすることができず,ボールはバーの上。

しかし,
このときのプレーでかいま見られた,意識的な緩から急への変化,
そして,勝負所での人数をかけた攻撃,それを支える全員の戦術理解度。
無駄走りした本田,その走りをちゃんと使った杉本,忠実に詰めていた慶,そのすべてがシンクロした素晴らしいプレーでした。
これができるのであれば今日はまったく心配要りません。

その後も,基本まったりした展開から,時折緩急の変化をつけて攻める名古屋,
今度はキム・ジョンウが縦に強引な突破。
エリア内で神戸DFに倒されますが,これは西村主審からシミュレーションの判定。
おお,ジョンウが粗暴なプレー以外でカレー券もらってる。うーむ,確かな成長だ(笑

その後神戸の拙攻もあって,
これは後半勝負かなと思った前半40分。
今度はジョンウが本田からのパスを受けて左サイドに鋭く抜け,グラウンダーをアーリーで入れます。
DFもGKも触れない絶妙なコースで転がしたその先に待っていたのは,試合開始前のノルウェー国旗のマスゲームを受けて発憤していたと思われるフローデ・ヨンセンでした。
確実にプッシュして先制ゴール。素晴らしい。

そのわずか1分後,それまで沈黙していた直志が突然サイド攻撃に絡みます。
そして(かなり久しぶりに見る)高精度クロスをDFの背後へ。
加速装置のスイッチを入れた009のような,
他の選手が止まっているようにすら見えるような瞬間移動的な動きでヘディングを合わせたのは杉本恵太。
瞬く間の2点目。素晴らしすぎる。

この瞬間,この試合は勝負ありました。
人数をかけず,リスクを回避した「緩」。
それまで参加していなかった選手も加わり,仕留めにかかる「急」。
蝶のように舞い,蜂のように刺す!

思えば大宮戦は,リードされた時間が続いたことで,
ほとんどの選手が精神的に追い込まれ,リズムに変化をつけようとする意識が薄れ,
一本調子になってしまっていました。
あそこで,あえて「遅く」いけるように出来れば,このチームはもっと強くなるかもしれない・・・
138キロのストレートで勝負するための山本昌のカーブのように・・・
チームのすべてを掌握できる頭脳,藤田俊哉がまだこのチームにいるうちに・・・

後半,レアンドロを投入して3トップ気味にしてくる神戸ですが,
本田を1枚下げて4バックにして対応,これに伴って久しぶりに直志が前目のポジション。
それまでが嘘のように右に左にダイナミックに動く直志。
お前なあ,サイドに不満があるならプレーで示さず直接言えよ(笑

その後の見所はといえば,
クッシーのビッグセーブと,
本田くんの直接FK,そして終了間際大久保さんを退場に追い込んだあのプレー。

「ヨーシトの赤紙見たーい」の我々のコールに見事に応えてくれた大久保さん,
本当にありがとうございました。

いやあ,3点目以降が取れなかったことは差し引いても,
まずまず木戸銭のモトが取れる試合でした。

次節は,古賀とかいうハナクソCBが敵前逃亡しやがった因縁のアウェイ柏戦。
勝って泣かせてやろうと思ってましたが,楽しみはホームに取っておきましょう。

個人的にもはじめての日立台参戦。
楽しみで眠れません。
子どもの遠足かっつうの(笑

  1. 2007/04/25(水) 22:27:57|
  2. グランパス
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:6

J1第6節 大宮戦0-1

前のエントリーに書いたように,
僕個人的には大宮戦で感じたフラストレーションは十分発散できていたので,
この試合について改めて書くモティベーションは失せていた。

しかし,今日電車で読んでいたサッカー批評の最新34号で,
イヴィツァ・オシムが西部謙司のインタビューに答えて,
非常に興味深いことを言っていたのでちょっと紹介してみたくなった。

以下引用する。

 良い選手が良いトレーニングをしても試合で上手くいかないことがありえます。しかしそういう時でも結果を出せる,勝てるチームというのが本当に強いチームなんだと思うんです。
 それは『アート』ですね。つまり悪い内容でも結果に結びつけるのが,選手や監督のアート,芸術です。試合が始まる前か,始まった直後に「今日は上手くいかないかもしれない」という予感を持つことです。もちろん今日は負けると諦めるのではなくて,上手くいかないかもしれないが,どうやったらそこで勝てるかという知恵を,監督だけではなくて選手も頭を働かせる。そういう能力がなければ勝ち抜くことはできない。そこで引き分けに持ち込む,PK戦に持ち込む,PK戦で勝っても勝ちは勝ちです。W杯にしろアジアカップにしろ,全部の試合で100%というのはありえないわけです。

──『アート』は,何とか状況を切り抜ける力ですか。

 カルチャーと言いますか,選手として人間としてのバックグラウンドとも関係しますけれども,何とかしてしまうという帳尻合わせ,つじつまを合わせてしまう能力です。


そう,
今の名古屋には「機能」はあっても,まだ「芸術」はない。
発展途上のチームだと,つくづく思う。

思えば,「あの頃のチーム」には,
たとえ内容が悪くても,投入されれば直ちに流れを一変させてしまう男,
血に飢えた虎,森山泰行がいた。

サポの記憶の中では相当に美化されていると思うが,あのチームにだって
内容的に見るところに乏しい試合はたくさんあった。
しかし彼らにはそれでも勝ちきってくる懐の深さがあったのだった。


このチームにはまだそれがない。
バックグラウンドを持った選手がまだまだ少ない。
しかし,それはこれから生まれる,きっと生まれる。

ゆっくり見守ろう。
このチームには未来がある。

  1. 2007/04/19(木) 18:59:48|
  2. グランパス
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

僕 パンク・ロックが好きだ

 僕 パンク・ロックが好きだ
 中途半端な気持ちじゃなくて
 ああ やさしいから好きなんだ
 僕 パンク・ロックが好きだ
   THE BLUE HEARTS「パンク・ロック」


土曜日午後。
スカパーで名古屋×大宮を観戦。
今季初といってよい,ショッパイ内容での0-1。
二連敗。
猛烈にフラストレーションが溜まる。
で,これが普通の土曜日なら,イライラしたまま悶々と過ごさなければならないところなのだが,
今日に限っては,発散する場があった。

この日は,サンボマスターとthe 原爆オナニーズの対バンという,
その筋の人にはたまらんライブがある日なのだ。

題して,
「E.L.L.30周年&the 原爆オナニーズ25周年記念ライブ」
である。

このライブ,サンボ側からは
「世界ロック選抜<愛知大会番外編>タイロウさんはいつでも俺達のヒーローなんだ」
というサブタイトルがついてきている。

サンボマスターは,現在「世界ロック選抜」という対バンイベントで全国ツアー中。
これまでの相手は,岡林信康(!!),THE COLLECTORS(!),スパルタローカルズ,曽我部恵一BAND,POLYSICS,ガガガSPと,超大御所から旬のバンドまでバラエティ豊か。
この後も,佐野元春(!!!),GOING UNDER GROUND,マキシマムザホルモン,銀杏BOYS,ホフディラン,MONGOL800と続いていく。

と,クソ忙しい最中のサンボだが,創業25年,名古屋の誇る老舗パンクバンド,the 原爆オナニーズのタイロウさんに記念ライブのゲストに来いと言われたら嫌も応もないのである(多分)。

そういや昨年8月のダイヤモンドホールのサンボのLIVEにも僕は参戦したのだが,
あのときも山口隆は,楽屋にタイロウさんが来てくれたと実に嬉しそうにMCで語っていたのだった。そういうイイ関係なのである。
で,今回はサンボがあくまでもゲストなので,<番外編>という位置付けのようである。

かくいう僕も名古屋市民でありながら,原爆のLIVEは初体験。
今日の会場E.L.L.こと"Electric Lady Land"も場所移ってからは初めて。

気持ちを高ぶらせながら大須観音駅で降り,とりあえずコンビニで缶チューハイを購入して,
入場待ちの間に燃料補給。

入場の際,全員に原爆謹製タオルを配布。
「創業昭和57年 パンクの伝統を守る THE 原爆オナニーズ」のロゴ入りである。
明らかにサンボ見に来ている客が皆,原爆のタオルを首に巻いているかなりシュールな光景が見られる。

ドリンクチケットで出てくるビールはあまりに小さすぎるので,続けざまにロング缶も補給。
だんだんいい感じになってくる。
トイレに立つと,わあ,後ろの方は凄い皮ジャン着用率&喫煙率。ライブハウスなのに煙モクモク。いいわー(笑

まず前座として,地元のパンクバンド ROUGHNECK。
SEは懐かしのサントリーオールドCMのあの曲。
そこからボーカルがツナギのもろ肌脱いで,"Kick Out the Jams"のイントロから爆音炸裂。珍しいツインベース。ボーカルはなかなか色気あり,悪くない。
しかし,哀しいかな,サンボ目当ての客の反応は異様に薄い・・

※別に他人のことだから,どうでもいいんだが,
サンボマスターというバンドを聴くのならば,もうちょっとパンクを聴いた方がいいように思う。
彼らの素晴らしさは,ソウルなだけじゃなく,パンクでもあるところにあるのだから・・・※

続いてシュガーベイブ「今日はなんだか」が流れ,皆さんお待ちかね,サンボマスター登場。
山口はSEに合わせてギターを奏でている。やはりバカウマい。
ゲストに呼んでもらったことへの挨拶があり,「そのぬくもりに用がある」からスタート。

他からパクってきたセットリストは以下。
 そのぬくもりに用がある
 さよならベイビー
 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
 歌声よおこれ
 I Love You
 愛しさと心の壁
 青春狂騒曲
 手紙
 全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ
 美しき人間の日々
 (ゲストなのでアンコールなし)

見よ,この全開フルパワー。
この日のサンボ,原爆の前で半端なことはできないという気合いは一目瞭然。

当初後方で様子をうかがっていた僕だが,
こともあろうに2曲目にして「さよならベイビー」に行ったことで,いてもたってもいられず最前列へ突入,モッシュに加わる。隙あらばダイブに行こうと狙っていたが,残念ながら僕のいたゾーンはやや人数が薄く断念。
あっという間にサンボの時間終了。

そして今日のメインアクト,the 原爆オナニーズ。
ライブ前にタイロウさんが出てきて注意事項。
・警備の人は助けてくれる友だちなので,決して戦わないこと。
・戦いたい人は選挙などでやること。
・基本的にステージダイブは禁止であるが,今日は記念なので許可すること。

おい,3番目は注意事項ちゃうぞ(笑
しかし,御大自らの許可が出たことで,憧れのステージダイブを敢行しようと決心する僕。

ライブ始まったとたん,サンボの時とは比べものにならない物凄いモッシュが始まる。
我ながらだんだんアドレナリンが出てくるのがわかる。

ダイバーも続々出現。
最前列で警備の人に受け止められ,そこからステージに上り,客席にダイブして戻ってくるという一連の実に美しい流れ。
支え合う見知らぬ手と手。その奇妙な信頼感。

頃合いを見て,僕も鉄柵に足をかけ,観衆の頭上へと。手から手で送られ,なすがままに左から右へ,後ろから前へ流されていく身体。
ああこれがクラウドサーフかあ・・
確かにこれはサーフィンだわ・・・

警備の兄さんに受け止められ,ステージ下へ。
ステージによじ登り,客席を振り返ると,みんなが笑顔で来い来いと手招きしてくれる。
優しさに涙が出そうになりつつ,人生初体験のステージダイブ。
その爽快感と,受け止められたときの嬉しさといったら,
一度やったらやみつきになること請け合いである。

さて,ダイブした地点は一番激しいモッシュゾーンの中央。
その後は今まで以上に緊張感を高めつつ,ひたすら押し合いへし合いどつき合い。
途中でさすがにへばって,たまらず「水くれー」と僕が言ったら,
ギターのshinjiさん(この人はプロキックボクサーでもあるので怖いのだ)に「水くださいと敬語を使うように」と注意されるが,
優しいタイロウさんは我々にポカリを恵んでくださり,これをみんなで回し飲み。その連帯感。

いやーもう完全燃焼。
気がつけば,膝に打ち身,腿にはモモカン,後頭部にはエルボーなどなど食らっており,ダメージは結構あったが,それもこれもあのプライスレスな瞬間の代償である。
no pain,no gainである。(クロゴマさんパクってすいません)

ああ,やっぱり僕は,パンク・ロックが大好きだ!

  1. 2007/04/17(火) 01:35:06|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

J1第5節 広島戦2-3

今ようやく録画を見終わりました。
ライブで慶の先制ゴールまでは見てたんですが,
その後友人の結婚式に出かけなくちゃいけませんで・・・
まさかその後このような壮絶な展開になっているとはつゆ知らず・・・

慶のゴール後の広島,駒野の右からのクロスから御犬様のヘディングで同点ゴール。
このシーンで3バックの左とは思えぬ中途半端なポジション取りで,
簡単に駒野に裏を取らせたのが本日の主役である増川。
守備のポカは攻撃で落とし前をつけようと思ったのか,
タガが外れたかのように攻めまくり,シュートを打ちまくる。
そして後半ついに,本田の左CKを叩き込む勝ち越しゴールまで決めてしまう。

ここでいったん落ち着くのかなと思ったのですが,
その後もノリノリで高いポジションを維持する増川。
彼のマインドに引っ張られるように,さらに攻撃に出る名古屋。
そして試合はガード低めの乱打戦へと・・・

結局,まだまだ
殴り合いを制するまでの精神力は持ち合わせていなかったと,
そういう感じのゲームでしたかね。
犠牲者二人も出てますし・・・

その退場シーンはどちらも妥当ですね。
俊哉もジョンウも,笛が鳴った後もずっと倒れたままで「あ~やっちまった~,痛恨・・・」って
いう感じでした。
結局これまでは広島ほどのキレのある攻撃には未だ晒されておらず,
あの瞬間,正常な判断力を失わしめてしまったということなんでしょう。
しかし柏木はどこまで育つのか,末恐ろしいな・・・

残念ながら連勝は止まりましたが,試合としては非常に面白かったです。
実に正しくエンタテイメントでした。
去年のホーム広島戦も全く同じスコアでしたが,内容は大違いです。
1点リードしたのに,さらに止めを刺しに行って逆転負けする名古屋なんて,近年見てません。
これはもはや攻撃型チームの宿病みたいなもんです。
内容的には悲観すべき要素はない。
むしろこういうチームになったのだということを大いに喜ばなければいけません。

負けてもなお面白い。
名古屋は,大都市型プロチームの「あるべき姿」にようやく気づいたかもしれません。

なお,この敗戦を主審のせいにしている人は,一度氷水で顔を洗ってきた方がよいです。
アナザーワールド復活?家本化?笑止千万です。
ここ数年の穴沢氏の判定基準は「とにかく流す」。極めて一貫してます。
名古屋に出たカードは,スライディングが足にかかった3回のみ。
それをボックス内でやったり,同じ人が2回やったことが問題なわけで。

しかしまだツイてんな~(笑
ミッドウィークのナビ杯で出停消化できるなんて・・・
これで若手でカシスタで勝ったりしたらさらに笑えるんだけど!

  1. 2007/04/10(火) 02:33:51|
  2. グランパス
  3. | トラックバック:3
  4. | コメント:4

J1第4節 横浜FC戦2-1

第4節にして昇格組との初対戦である。

その相手は,
前節川崎の前に大量6失点を喰った横浜FC。
FK以外ではエリア外からのゴールを許さないことでリアルSGGKとして名高い菅野も,
ジュニーニョ砲の前にあえなく陥落。

「ハマナチオ」とすら呼ばれる横浜FC,
自己のアイデンティティたる守備が完全に崩壊させられたということで,この心理的ダメージは結構でかいはず・・と思いきや,
高木監督はナビ杯2戦を挟み,名古屋戦に向けてきっちりと守備を立て直してきていた。

ボールホルダーに対する複数での素早いチェックでパスコースを切り,名古屋の中盤から時間と自由を奪う。
中盤がコンパクトである一方で,最終ラインの位置を必要以上に高く設定しすぎることなく,杉本が使うスペースも消している。

縦パスも入らず,ロングフィードも封じられ,やむなくDFラインでボールを回す時間が多くなる名古屋だが,そこに横浜FWが前線から猛烈なプレッシャー。
ボールが引っかかれば,素早くサイドアタックに展開。
これは,今年の名古屋のポゼッションサッカーを相当に研究してきていることが伺える。
いやはや高木琢也恐るべし。
最近の若手監督は,高木や長谷川健太のようなFW出身者たちが,都並や柱谷弟のようなDF出身者たちを,理論面でも指導面でも完全に上回っている格好である。

さてこの日横浜FCのスタメンFWを張ったのは,久保でもなくカズでもなく,新人#19難波宏明。
しかし,そのとても新人には見えないふてぶてしい面構えはどうだ。

51833.jpg

それもそのはずこの男,岡山県立笠岡工業高校を卒業後,01年ヴィッセル神戸へ入団,翌年JFLの栃木SCに移籍。さらにその翌年に流通経済大に入学し,在学中横浜FCの特別指定を受ける形でJの舞台に「帰ってきた」男。
紆余曲折を経た難波,杉本恵太とは同い年だが,流経大の2年後輩にあたる。


ん?岡山?笠岡?どこかで聞いたことがある地名・・・
そしてこのヤンキーとしか言いようのない顔付きにもどこか見覚えが・・

あ!わかった!千鳥の大悟だ!(笑

chidori.jpg


※まったく役に立たないお笑い豆知識:
吉本興業所属の漫才コンビ「千鳥」の大悟とノブ。
2人は,岡山県立笠岡商業高校の卒業生である。
そして「千鳥」というのは,笠岡商業の隣の,県立笠岡高校の通称である。
「かさこう」と呼ぶと笠岡工業とカブってしまうため,区別する意味もあり,
笠岡高校はその校章にも描かれている「千鳥」の名で呼ばれているのだ。
大悟,ノブの2人は,自らの卒業校である笠岡商業の隣に位置し,
進学校として地域のトップに君臨する笠岡高校への憧れから,
自らのコンビ名を「千鳥」としているという。※


大悟は瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の北木島出身,一方の難波は倉敷出身のようだが,
「千鳥」つながり,そして何より,まったく同系統の岡山ヤンキー顔,キャラモロカブりである。

その難波が,コンビを組む#17ジウマールシウバとともに,開始早々からイキッたヤンキー顔全開で右に左に走り回る。
図らずも最初にその犠牲者となったのが,楢崎正剛。

試合開始早々,右サイドフリーで突破した難波が,コース,スピード共に抜群のド鋭いクロス。
そのあまりの鋭さに楢崎と竹内が同時に反応してしまい,両者接触。
幸い楢崎は何とかボールに触って失点を免れたが,腿に大ダメージが残り,
しばらくは我慢していたが,結局交替。
"クッシー"櫛野亮の移籍後初出場はスクランブル発進となった。

後半,今度はそのクッシーが難波の犠牲者となる。

後半16分,山口素弘(ようこそお帰りJ1へ!)から難波へ絶妙の浮き球フィード。
追いついた難波,いわゆるシャペウを使ってマーカーの竹内の頭上を抜く。
逆を取られた竹内がたまらず手をかけた瞬間,待ってましたと倒れる難波。
しかし残念ながら奥谷主審の笛は鳴らず,「立て」の指示。

左サイドでこぼれ球を拾った滝澤邦彦(ようこそお帰りパート2)が再度クロスに行くが,
大森がカットしてCK。

ここで難波が凄いヤンキー顔で,奥谷主審にクレームをつける。
その不遜な態度といい,堂に入ったダイブ技術といい,うーむ末恐ろしい新人だ・・・
と思っていたら,なんと難波,CKのこぼれを抜け目なく押し込んで先制ゴールを決めてしまう。

これで名古屋の開幕からの無失点はあえなくストップ。
さらに難波のシュートをついうっかり手で止めようとしてしまった中村直志にカレー券のおまけつき。
一人で名古屋にこれだけのダメージを与えるとは,難波宏明ただ者ではない。

守備の安定を取り戻した横浜FC相手にセットプレーで一点ビハインド,
これは相当厳しい試合になるであろうことを覚悟させられた。
・・・2分間だけは。


失点からわずか2分後。
パスミスから相手にインタセプトされたボールを,強靱な足腰で奪い返す本田。
本田からボールを受けたジョンウが突破に行くが,横浜のDFも決して飛び込まない粘り強い守備。
ターンしたジョンウが上がってきていた増川へ戻しのパス。
このとき中央では杉本が動き直して小村の裏を取っている。
増川はダイレクトで速いクロス,杉本は国内有数の瞬発力を生かしニアで小村の前に入り込むダッシュ。
ピンポイントでヘディングを合わせる美しい同点ゴールを決め,あっという間に試合を振り出しに戻して見せる。
奇しくも流経大の先輩後輩の#19同士が点を取り合う展開となったが,
流れとしてはわずかな時間で追いついた名古屋に来るか。

その予感があたったのはまたわずかに2分後だった。
中盤まで下がってポストプレーをこなすヨンセンから,右サイドの直志へ。
オープンスペースへダイアゴナルランした杉本に直志から縦パスが通る。
切り返した杉本が左足でクロス。
ニアサイドにはヨンセンがもう上がってきている。
小村を引き連れてつぶれるヨンセン。
ファーで待っていたのは,名古屋の心臓,#13山口慶。
今季何度もこのプレーを見せているが,ようやく実った。
倒れながら放ったシュートの当たりは悪かったが,GK菅野の逆をつきゴールイン。
電光石火の逆転劇成る。
楢崎から受け継いだキャプテンマークも凛々しく,ゴール裏に応える慶。
お前こそが名古屋だ!

この後横浜FCは,久保,ヨンデ(ようこそお帰りパート3),アドリアーノ(パート4)を次々投入。

最初はアドちゃんのドリブルがきちんと戦術的に機能しているところを見て,
彼の確かな成長を感じたりする余裕をかましていたが,
遠征疲れが蓄積されてきたか,ヨンセンが妙に簡単にボールをロストし出す。
そのうえ,わずか一点差しかないことを忘れているとしか思えない軽率な横パスのミスを連発する名古屋。


こいつは横浜FC粘りの同点劇というのも十分ありうる展開・・・
と思ったらロスタイム最後の最後で肝が冷えるようなシーン。
アドがあげたクロスを大森がヘディングミス。これがなんと久保へ。
久保すかさず胸トラップから押さえたシュート。
しかし,これはクッシーが見事にシャットアウト。流石はジェフの正GKを長年張った男!


ディフレクションに走り込んだ和田拓三が放ったシュートははるか天空へ,この瞬間名古屋の開幕4連勝が決まったのであった。

さて,楢崎は全治4週とのこと。
あーよかったクッシーがいて(最近こんなんばっか・・・)

  1. 2007/04/03(火) 00:49:05|
  2. グランパス
  3. | トラックバック:3
  4. | コメント:4

プロフィール

astin

Author:astin
フットボール?
あんな馬鹿馬鹿しいもの
  シラフで見てられるわけがねえ

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カレンダー

03 | 2007/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。