Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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間に合っタ━━━━ッ!!

何とか開幕に間に合いました。

まえー

うしろー

もしかすると,彼にとっては名古屋でのラストのユニになるかもしれないので・・
残り少ない(のかもしれない)彼との日々を精一杯過ごしましょう。

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  1. 2007/02/27(火) 23:25:20|
  2. グランパス
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このチームにはあの選手がいる

トライアウト参加選手の再就職先調査の副産物,
かつて一瞬でも名古屋に在籍した選手で,
まだ現役の人たちは,今どこのチームにいるか一覧表(チーム別)。

ざっと調べただけなので,まだ漏れが多々あると思われるが,一応個人的覚書として。

一瞬でもとはいえ,
今をときめく青山直晃(清水)とか前田雅文(ガンバ)とかまで入れるのは何だか悲しくなるのでやめときました・・・

【J1】
鹿島アントラーズ
 大岩 剛 

浦和レッズ
 酒井友之

大宮アルディージャ
 平岡靖成
 藤本主税

柏レイソル
 古賀正紘 
 中谷勇介

川崎フロンターレ
 川島永嗣 
 井川祐輔
 原田 拓

横浜Fマリノス
 マルケス
 富永康博 
 石原 卓(Jrユース)

横浜FC
 山口素弘
 滝澤邦彦 
 アドリアーノ
 鄭 容臺

ヴァンフォーレ甲府
 山崎光太郎 
 富岡英聖(ユース)

アルビレックス新潟
 海本慶治

ガンバ大阪
 中山悟史

サンフレッチェ広島
 ウェズレイ
 河野直人

【J2】
コンサドーレ札幌
 西澤淳二

モンテディオ山形
 豊田陽平(レンタル)

水戸ホーリーホック
  吉本岳史

ザスパ草津
 氏原良二 
 本田征治

東京ヴェルディ1969
 佐藤悠介 
 藤田泰成
 海本幸治郎
 大野敏隆

湘南ベルマーレ
 原 竜太

京都サンガ
 秋田 豊

愛媛FC
 神丸洋一 (ユース)
 江後賢一(ユース)

アビスパ福岡
 内藤友康

サガン鳥栖
 宮原裕司

【JFL】
TDK
 富永英明

FC刈谷
 秋田英義 07.06.20追記
 平林輝良寛 
 高橋良太
 日下大資(ユース) 07.03.28追記
 石橋竜太(Jrユース) 07.03.28追記

FC岐阜
 森山泰行
 平岡直起
 岩田昌浩
 片桐淳至
 深津康太
 北村隆二
 松田 勉(ユース)

ロッソ熊本
 喜名哲裕 
 有村光史

FC琉球
 三原廣樹 
 秦 賢二

【地域】
バンディオンセ神戸
 山道高平 


【海外】
ヌマンシア
 福田健二

フェイエノールトアマチュア
 森 敬史
 (参照:本人のブログ
 ※これに書いてあったけど,こないだA代表候補に招集された流経大GK林彰洋は
  森のいとこだそうだ・・

昔はうちの下部組織出身で他のチームでプロになるなんて皆無だったのに,
ようやくだんだん出てきましたな。

しかし,グルージャ行った後の平山智也の消息すら掴めないというのはどういうことだ。
ついこないだ入った選手なのにorz

  1. 2007/02/24(土) 18:06:34|
  2. グランパス
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【ネタバレ】UEFAチャンピオンズリーグ決勝T1回戦1stleg バルセロナ-リヴァプール

いよいよチャンピオンズリーグもノックアウトラウンドへ突入。

ディフェンディングチャンピオンのバルセロナ,一昨年の覇者リヴァプールFCをホームカンプ・ノウに迎えての第一戦。
現在,政権末期恒例(?)のお家騒動勃発中で,渦中のFWサミュエル・エトーはベンチ外。
出場拒否という一番セルフィッシュなことしてる奴が,チームプレーしてないと他の選手を批判するというのも面白い。
このエトーという男は,一見相反するように見える「献身」と「エゴ」を併せ持つ点で,実に興味深い人物である。一度精神分析結果を見てみたいものだ。

一方のリヴァポーにも,泥酔したベラミーが,カラオケを拒否したリーセをゴルフクラブで(!)ドツくというお笑い事件発生。
だいたい,悪名高いクレイグ・ベラミーの部屋に凶器になるようなものを置いとかせちゃあかんわ・・・

という,ドタバタ対ドタバタの新喜劇対決。

エトーを欠くバルサの前線は,ロナウジーニョ,サビオラ,メッシ,デコ,シャビ。
一体何だろうこの異様にちっさいチームは・・・

前半14分,左SBザンブロッタのド鋭い突破からの高速クロス,嗅覚で飛び出したデコが頭で合わせバルサ先制。
お前がいなくてもゴールが奪えるのだということをスタンド観戦のエトーに見せつけるような素晴らしいゴール。

しかし前半終了間際,セットプレーで集中を欠くバルサ,何でもないポッカリクロスを全員がウォッチ,暴行犯(笑)ベラミーにヘディングを合わされる。
枠に飛んだシュートをGKバルデスとっさにキャッチ,しかし準備不足の悲しさ,ジャンプした身体ごとゴールマウスを割ってしまう。あわてて掻き出したが,無情にもゴールインの判定。まあ仮にノーゴールでも,ディルク・カイトに悠々押し込まれていたわけだが・・
殊勲のベラミーのゴールパフォーマンスは,なんと・・・ゴルフスイング!
どこまでアホやねん!早朝にもかかわらず爆笑。

願ってもない形でアウェイゴールを得て追いついたリヴァプール,後半は自ら攻める気ナッシング。
マリ代表MFモハメド・シソコを中心に,密林のような守備ブロックを組み,バルサのショートパスやドリブルを寸断。

ここでライカールトが打った手は,なんとピボーテに入っていたチアゴ・モッタに代えてイニエスタ。シャビを一枚下げる。
しかし効果なし。

続いてシャビに代えてFWルドヴィク・ジュリ投入,ロナウジーニョを一枚下げる。
やはり効果なし。

そりゃそうだ,自ら密林にひっかかっていくタイプしかピッチ上にいないんだから。
つくづく悔やまれるエトーの不在。

あげくの果てには,面白い方向にスイッチが入ってしまったGKバルデスが,バックパスを手でキャッチ。
ボックス内からの間接FK,スティーブン・ジェラードに打たれたシュートは何とか足でセーブして事なきを得るが,明らかに精神状態がおかしい。
うーむ,前回大会で褒めすぎたのが悪かったかな・・


攻めに枚数だけはかけるものの一向にチャンスを作れず,むしろ中盤で悪い形でボールをロストしだすバルサ,リヴァプールのカウンター攻撃が危険度を増していく。


そして後半30分近く。
カイトのシュートのこぼれ球をベラミーが右サイドで拾う。
ベラミーは信じられないほど冷静だった。
自分で打つより可能性が高いと見て逆サイドに走り込んだフリーの選手へ。大事な大事なボールを受けたのは,なんと・・・暴行事件の被害者その人(笑

伝家の宝刀「左」ではなく,右足ボレーでゴールネットへ突き刺すヨン・アルネ・リーセ。
文字通り値千金の逆転ゴール。
おお,なんと麗しき加害者と被害者との関係修復の瞬間!
まさか,修復的司法<Restorative Justice>の可能性をこんなところで感じることになるとは・・・。


致命的な2点目を奪われたバルサはもはや死に体。
終了間際のデコの直接FK,GKレイナの頭を越えたがポストに嫌われ,ジ・エンド。


早や瀕死状態のバルサ。相当重傷。
2ndleg,果たしてアンフィールドで奇跡は起こるか?
そして,エトー復活の日は来るのか?来ないのか!?

  1. 2007/02/22(木) 14:52:48|
  2. サッカー
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手も使えるカンナバロ

イヴィツァ・オシムが代表監督に就任してからというもの,
我らが楢崎正剛にはちっとも声がかからなくなってしまった。
今のところ代表の正GKは川口能活である。

名古屋サポは,リーグ戦では楢崎の方が明らかに川口よりも安定したプレーを見せているのに,何故なんだと思っている。
しかも今回,移籍したとたんに川島永嗣が呼ばれたことで,「名古屋からはわざと選ばないのか」という被害者意識を抱いているようでもある。

そんななか,KET SEEさんのブログ経由で知った,日経・武智幸徳記者のこの記事に,驚くべき事実が。

融通無碍に攻め「走れ」

昨年の指導者講習会でオシム監督が、日本のコーチたちを驚かせた逸話がある。
あるコーチの「理想のGKとは」の問いへの答えが「手も使えるカンナバロ」。


どっひゃー(笑
そういうことか・・・

この話,ひょっとすると既に相当有名なのかもしれないが,寡聞にして今回初めて知った。
そして深く納得した。
この基準であれば,
残念ながら今後も,楢崎は呼ばれない。
そして,おそらく川島は移籍以前から候補に入っていた。

僕は,かねてから,漠然とだが,オシムの好みは,ファンデルサールのような,足でのフィールドプレーを滅法得意とし,バックラインでのパス回しに一枚噛めるGKなのではないかと思っていたのだが,その予想はある程度当たっていたようだ。
もっとも,オシムの言葉は,僕の予想のさらに斜め上をいっていた。
オシムは,世界最高のCBであるファビオ・カンナバーロにGKをやらせたいというのだ。
まあ,あの爺さんのことなので,言葉をそのまま額面通りに受け取ることはできないのだが,その思想を垣間見ることはできる。

彼がGKに一番に求めるモノは,少なくとも「キャッチングの安定感」ではないようだ。
そして,川島には,彼が求めるようなGKになる素養があると見られているのだろう。

もしかすると川島を名古屋在籍時には呼ばなかったのは,楢崎のプライドへの少々の配慮だったのかもしれない。
試合に出てないセカンドGKを正GKの頭越しに呼んだら,そりゃ,ねえ?
まあ,今回の選出も,川崎で試合出る前に呼んでるわけだから,結果的にはほとんど同じなんだがな。

楢崎が今後,プレースタイルを変えてまでオシムに呼ばれようと努力することを
僕はまったく望んでいない。
なあに,2014年大会があるわさ(笑

  1. 2007/02/21(水) 12:39:00|
  2. グランパス
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トライアウトさらにその後

祝,岡山さん現役続行!

高橋良太に加えなんと平林輝良寛まで驚きの刈谷入り,
一方,深津康太は岐阜と,
元/前名古屋所属選手の身の振り方は概ね決まってきました。
(水原・・)
また,名古屋と米山篤志との正式契約も発表されています。

キリがないので,一応今回でひと区切りにしようかと思います。
前回までに進路が決まっていなかったトライアウト参加選手のさらにその後。


清野智秋(札幌) 未定
野本安啓(札幌) ファジアーノ岡山(中国リーグ)決定
大柴克友(仙台) 未定
高林佑樹(山形) TDK(JFL)決定
秋田政輝(水戸) 未定
岡本勇輝(水戸) 未定
権東勇介(水戸) ツエーゲン金沢(北信越リーグ)決定
秦 賢二(水戸) FC琉球(JFL)決定!
森 恵佑(水戸) 未定
渡部 学(水戸) 未定
飯田 諒(草津) 未定
太田恵介(草津) 未定
金子 恵(草津) 未定
近藤祐輔(草津) 未定
齋藤 竜(草津) FC岐阜(JFL)決定
豊原慎二(草津) 未定
棗 正志(草津) 未定
籾谷真弘(草津) 未定
柳澤宏太(草津) アローズ北陸(JFL)決定
吉本 淳(草津) 未定
松ヶ枝泰介(千葉)TDK決定
要田勇一(千葉) 長野パルセイロ(北信越リーグ)決定
川淵勇祐(千葉) バンディオンセ神戸(関西リーグ)決定
広庭 輝(柏)  ツエーゲン金沢決定
小野雄平(東京V) 未定
久場政朋(東京V) 未定
水原大樹(東京V) 未定
喜名哲裕(東京V) ロッソ熊本(JFL)決定!
米山篤志(川崎)  名古屋グランパスエイト決定!
後藤裕司(横浜FM)FC岐阜決定!ほんとに帰ってキター
小林宏之(横浜FC)フェルヴォローザ石川白山(北信越リーグ)決定
富永英明(横浜FC)TDK決定
池田昌広(湘南) TDK決定
城定信次(湘南)  引退・・・引退か・・・
須田興輔(湘南) 未定
横山 聡(湘南) 栃木SC(JFL)決定
渡部 翼(湘南) 未定
小林弘記(湘南) ロッソ熊本決定
松田 勉(甲府) FC岐阜決定
森田真吾(甲府) 未定
梅山 修(新潟)  引退
岡山哲也(新潟)  アルビレックス新潟シンガポール決定!!!!
栗原明洋(新潟) 未定
酒井悠基(新潟) 未定
中村幸聖(新潟)  引退
高橋良太(名古屋)FC刈谷(JFL)決定
池松秀明(京都) ファジアーノ岡山決定
鈴木 悟(京都) 未定
松田正俊(京都) TDK決定
原 信生(神戸)  引退
吉田真史(神戸) バンディオンセ神戸決定
井手口純(徳島)  引退・・
高橋範夫(徳島) アルビレックス新潟シンガポール決定!!!!
谷池洋平(徳島) SC栃木決定
辻本茂輝(徳島) 佐川印刷(JFL)決定
伊藤 彰(徳島)  引退・・
泉谷光紀(愛媛) カマタマーレ讃岐(四国リーグ)決定
大坪博和(愛媛) 佐川印刷決定
金子 豊(愛媛) 未定
川本良二(愛媛) 佐川印刷決定
永冨裕也(愛媛) アローズ北陸決定
八柄堅一(愛媛)  引退・・
濱岡和久(愛媛) 佐川印刷決定
有光亮太(福岡) V・ファーレン長崎(九州リーグ)決定
平島 崇(福岡) 未定
福嶋 洋(福岡) V・ファーレン長崎決定
松下裕樹(福岡) 未定
小林成光(鳥栖) SC栃木決定
竹村栄哉(鳥栖) 未定
立石飛鳥(鳥栖) V・ファーレン長崎決定
奈良寛(鳥栖) 未定
小森田友明(大分)未定
末岡龍二(GeylangUnited)     バレスティアカルサ(シンガポールリーグ)決定
前田高孝(アルビレックス新潟・S) FCMi-Oびわこ(関西リーグ)決定
原田慎太郎(アローズ北陸)    未定
久保田学(ニューウェーブ北九州) 未定
和多田充寿(バンディオンセ神戸) FC岐阜決定
三好拓児(アローズ北陸)     未定
桜井鐘吾(佐川印刷)       未定
松裏英明(静岡FC)        佐川印刷決定
氏家英行(図南サッカークラブ)  
高橋宏幸(高松大学)
小林陽介(横河武蔵野)      ロッソ熊本決定
高橋厳一(横河武蔵野)      未定

最近の傾向として,1部から4部とかいった移籍でも抵抗がなくなってきている気がしますね。

それなりに名前が通っている選手でまだ進路未定というと,
清野,大柴,太田恵介,平島,松下裕樹,小森田といったところか。


どうか一人でも多くの選手の移籍先が決まりますように。。。

  1. 2007/02/18(日) 01:45:20|
  2. サッカー
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2006ドイツW杯旅行記(その8)~ミュンヘン編4(完)

7月6日(木)

無事予定の二試合を観戦し終わり,今日はこのツアー唯一の終日自由行動日。
せっかくなので,ショッピングがてら少し観光することに。
まあショッピングといっても,目当てはほぼサッカーグッズだけなんですけどね・・

多くの美術館や名所旧跡を擁する古都ミュンヘン。
観光するにも見所が多い街であるのだが,何しろ今回は時間が限られている。
朝食をとりながらガイドブック等々吟味した結果,今日の観光は,
「ドイツ博物館」の見学をメインにすることになった。
ガイドさんの話や観光案内の情報を総合すると,
ドイツ博物館というのは,1925年に開館した世界最大の自然科学・工業技術の博物館で,「体験型展示」の草分けとして名高いらしい。
体験型展示・・・名古屋でいったら市科学館みたいな感じか。

とはいっても,説明を聞いても僕はまったくピンときておらず,正直な話,まあ暇つぶしくらいになればいいや,くらいに軽く考えていた。

ドイツ博物館は,ミュンヘンの中心部からやや南東,イザール川の中州にあるという。
そこでまずUバーン(地下鉄)に乗って中心部まで出ることに。
ホテルから最寄りのUバーンの駅は,

アルテ・ハイド駅 アルテ・ハイド駅。

ここから南行きの電車に乗って,中心部のマリエンプラッツ(=マリエン広場)に向かう。
電車の切符は,1枚で数人乗れるグループ用一日乗車券(電車バス共通!)を買うと非常に安い。

マリエンプラッツ駅で降り,地上の広場に出ると,

マリエンプラッツ! そこにはミュンヘンのシンボルの一つ,仕掛け時計で有名な新市庁舎がそびえ立っている。

新市庁舎 しかしこの建物,「新」市庁舎という割には,まったく新しくない。

それもそのはずで,この,ネオ・ゴシック様式の新市庁舎が建ったのは1909年のこと。
じゃあ旧市庁舎は?といえば,こちらはなんと1474年の建築。
日本じゃ応仁の乱やってるころか・・・
確かに,これに比べたらどんなものでも新しいわなあ・・・

さて,ここの仕掛け時計が動くのは午前11時と12時の2回とのこと。
とりあえず,ちょっと辺りをショッピングして時間をつぶし,12時のを見ようということに。
まずは,マリエンプラッツから程近いFCバイエルン・ミュンヘンのファンショップへ。
(うーむ,明らかに普通の観光客とは違うルートだ・・)。

路地に見つけたファンショップの店内は,かなり狭苦しく,世界に名だたるビッグクラブにしては意外に質素な印象。
しかし店内には,何とかチャンピオン記念だとかのグッズが溢れかえっていて,もとよりバイエルンに対してよい印象を抱いていない僕は,ちょっと辟易としてしまう。

だいたいさー金にモノを言わせてちょっと目立った選手を国内から次々に引き抜き,他を弱体化させて勝ってるだけなのに,あんまり威張んなよっつう話で。
数年前にはドイツW杯に向けての代表強化のために,代表主力選手を全部バイエルンに集めて熟成を高めるとかいう,他チームからみたら傲慢このうえない計画まであったもんなあ。
まあ,フリンクスはすぐトンズラしたし,ダイスラーは鬱病になるし,このプランはあんまりうまくいかなかったみたいで,
結局のところ,どうしてもレバークーゼンからバラックを引き抜きたかったバイエルンの方便だったんちゃうかと・・

結局,バイエルンのショップでは何も買わず。
店を出ようとドアを開けたとき,道路を挟んで斜め向かいの店の看板が目に飛び込んできた。
横を向いたライオンと「1860」の年号。
そうだった。ミュンヘンには,このクラブもあったのだった。
TSV1860ミュンヘン(Turn und Sportverein Munchen von 1860)公式サイト
その名の通り1860年設立。
1900年に設立されたバイエルンよりもさらに40年長い歴史を有する名門クラブである。
1963年にブンデスリーガが発足した際には,ミュンヘンを代表するクラブとして創設メンバーの一つに選ばれ(ちなみにバイエルンはこのとき選に漏れ,2部からのスタートとなった),65/66シーズンにはリーグ優勝を果たしている。

ちなみに,あの"皇帝"フランツ・ベッケンバウアーも,少年時代には名門TSV1860に入ることを望んでいたらしい。
しかし,練習試合でその1860と対戦した際,試合中のいざこざからなんと相手選手に顔をビンタされてしまった。
少年フランツは,これで一気に1860に対して嫌気がさし,翻意してバイエルンのユースに入ってしまったのだそうだ(バイエルンの公式にこのエピソードが紹介されている)。
このときのベッケンバウアーの選択がその後の両チームの運命を大きく変えたのだろうか。
TSV1860の黄金時代は,1960年代に早々と終わりを告げ,その後は強豪への道を邁進するバイエルンの後塵を拝することになる。

現在はブンデスリーガ2部で戦うTSV1860。
しかし,三色に光るアリアンツのギミックからもわかるように,その「青」のカラーは,バイエルンの「赤」と同等に尊重され,地元ミュンヘン市民の熱い支持を集めている。

まさかバイエルンのファンショップとこんなに近い位置に1860のショップがあるとは思わなかったが,僕を呼んでいたのは,むしろこちらだったか。
しかし,仕掛け時計を見に行かねばならぬので,今は寄る時間がない。
幸い今夜は,有名なビアホール「ホーフブロイハウス」でツアーの打ち上げが催される予定になっており,
偶然にもホーフブロイハウスと1860ファンショップは徒歩数十秒の位置。宴会の前にちょっとまた寄ろうと心に決める。

さて,そろそろ仕掛け時計が動く頃だ,新市庁舎のあるマリエンプラッツに戻る。
すると,いるわいるわ,ひたすら頭上を見上げアホ面をさらしている観光客の一群が。
我々もアホ面の仲間に入る。

仕掛け時計 しばし待った後,動き出す仕掛け時計。
しかしなんだかなあ,何体かの人形がメリーゴーラウンドみたいに回るだけで,ちょっと拍子抜け。もっと何かこう,精巧な人形浄瑠璃みたいなのかと期待してたのだが・・

さて,仕掛け時計も見て,いよいよドイツ博物館へ向かう。
イザール駅までUバーンを使い,徒歩でイザール川の中州にある博物館へ。

イザール川の中州

ドイツ博物館 入場チケットは,8・5ユーロ。

いざ博物館内へ。
いきなり4~5階まで吹き抜けになった広大なスペースにドッカ~ンと置いてある巨大な船の展示に圧倒される。

その瞬間。
脳裏から記憶が蘇ってきた。
僕は,来たこともないこの博物館のことを,実は以前から知っていたのだった。
ここは,
15年以上前に読んだ,故伊丹十三のエッセイで紹介されていた,
「ドイツにある,とにかく何でもかんでも徹底的な展示がしてある博物館」であった。

僕が伊丹を知ったのは,映画監督よりむしろエッセイストとしてであって,彼の本からはほんとうにいろいろなことを学んだものだ。
Jaguarの読み方,スパゲティの巻き方,それらしく聞こえる"r"の発音,みっともない車の運転,プレーンオムレツの焼き方,などなど・・
彼の映画には,どうでもいいようなディテールに対する異様なほどのこだわりがそこかしこに見られ,それこそが伊丹映画をカルトムービーたらしめている点であると思うわけだが,
そのこだわりは,彼の若かりしころのエッセイに既に現れていた。

ドイツ博物館の話は,「日本世間噺大系」というエッセイに収められていて,
とにかく何でも徹底的にやらないと気が済まないドイツ人気質とともに,この博物館の展示がいかにもの凄いかという話が紹介されている。

そうか,ここは,あそこのことだったのか・・
そうと知っていればもう少し心の準備というものが・・・

ぶつぶつ言いつつ,航空機の展示室に入る。
おお!
あそこに見えるはまさしく・・

伝説の二機

史上初めて実戦投入されたジェット戦闘機メッサーシュミットMe262!
そしてその上につるくったる(=名古屋弁)のは,
Me163 "コメート"
こちらは史上唯一の実用ロケット戦闘機!!

「ま,まさかこれが展示されているとは・・・」
「こいつらがもう少し早く完成しておれば・・・第三帝国の敗北も・・多少は遅れただろうに・・」

今でこそバリバリ平和主義者な僕であるが,
何を隠そう幼少のみぎりは,
松本零士戦場まんがシリーズや,新谷かおる「ファントム無頼」「エリア88」で育った軍用機愛好者であり,
悲劇の空母「信濃」のプラモから紫電改の編隊を発進させるという非常に根暗な一人遊びにいそしむ少年であった。

マンガで読んできた伝説の機体の,しかも実機を目の前にして,テンションがはね上がってしまう僕。

2機以外にも,いかにも無造作に置いてある数々の貴重な機体。

無造作な展示 写真撮影し放題なのが嬉しい。

メッサーシュミットBf109 こちらは,名機メッサーシュミットBf109。

興奮のあまりうっかり写真を取り損ねてしまったが,
ユンカースJu52輸送機に至っては,内部に入れるようにすらなっている。

上の階には開発当初からの飛行機の歴史が。

レッドバロン! これは第1次世界大戦におけるドイツ空軍の主力三葉機
フォッカーDr.I。
かの撃墜王"レッドバロン"マンフレート・フォン・リヒトホーフェン大尉が,この機を赤く塗って愛用していたことで有名である。
赤く塗ったと聞いてピンときたガンヲタの皆さん,そう,赤い彗星の元ネタである。
ちなみに,スヌーピーの撃墜王シリーズの元ネタでもある。

そしてこの部屋の展示の極めつけがこれだ。

V2ロケットが・・・ 見よ,V2ロケットの威容!

一体これを展示するのに何階ぶち抜いてるのか。
それにしても,この悪名高い兵器を平気で展示するとは,
科学技術の発展を示す資料であれば何でもおかまいなしか流石だなドイツ人。
ちなみにV1号もちゃんと展示してありました。

夢中になって見ているとあっという間に時間が。
嗚呼名残惜しい。
今度来るときは絶対3日は来るぞ,と心に誓う。


ドイツ博物館を後にして,再度マリエンプラッツに戻り,もう一つのミュンヘンのシンボル
聖母教会の二つの塔 聖母教会をチラっと冷やかして,

いよいよ本格的にショッピング。
帽子,Tシャツ,レプユニ,マフラー,ピンバッジ,ジグソーパズルと,"WM"のロゴを見る度に脊髄反射的に購入。
まさに手当たり次第,
スーツケースに収まるのかどうかはとりあえず考えていない(笑

月末のカードの支払額が気になり出したところで,
そろそろ宴会の時間。
一路ホーフブロイハウスへ。

TSV1860 おっとその前に1860だった。


うーむ,サッカーでは負けてるかもしれんが,グッズのセンスではバイエルンに圧勝。
写真にも写っている,ショーケースのポロシャツがあんまりカッコよいので,
あれと同じのをくださいと店員さんに頼む。あとキャップもね。

ヒゲの店員さんがニコニコしながら包んでくれる。
「ダンケ」
あ,もう一つ頼みごとが。
このクラブの,ドイツ語での読み方を教えてください。


店員さん,微笑んでゆっくりと,
「テーエスファウ アハツェーンフンデアトゼヒツィヒ ミュンヒェン!」
真似して僕も,
「てーえすふぁう あはつぇーんふんであとぜひつぃひ みゅんひぇん!」
「グート」


握手して別れる。
大変清々しい気持ち。


さあ,
ビールだ。
明日は帰国,今日は心おきなく飲むぞ!

見上げたミュンヘンの空は,
まだ明るかった。

(完)

  1. 2007/02/15(木) 20:44:43|
  2. 2006ドイツW杯
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