Les Sang et Or

Jリーグ名古屋グランパスサポの日記です。

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09ACL QF 2ndLeg H川崎戦@瑞穂

ついにやった。
ついに川崎に勝ったのだ。

それも運ではなく力で勝った。
それが何より嬉しい。

正直勝利のホイッスルを聞いたときは涙が出た。
去年のカシスタでも泣いた。
どうもピクシーは監督になっても僕をよく泣かせる。

小川のゴール,麻也のゴール,テセのゴール,ケネディのゴール,
どれも素晴らしかった。

何度やっても格の違いを見せつけられてきた
川崎と高いレベルで競り合える喜び。
アウェイゴールの恐怖。
脱出したときの開放感。
完全に一体となったスタンドの空気。
どれも極上の体験だった。

「まだ何も勝ち取ってはいない」?

否。

長年ぬるま湯につかり続けてきた僕たちが,
久しぶりにまるで真剣で斬り合うような
本当にシビれる試合を経験することができた,
それが何よりの財産
だ。

カシマで勝ったこと,それだけで2008年は伝説的な年であり,
この2試合で川崎を叩きのめした,それだけで2009年は伝説的な年だ。

俺達はやった。
俺達にもやれたんだ。

この得難い経験をこの場限りにせぬこと,
次につなげていくこと,
それは
幸運にも
あの水曜日の奇跡に立ち会うことのできたすべての者の責務だ。
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  1. 2009/10/05(月) 23:32:24|
  2. グランパス
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09J1第27節 A鹿島戦@カシスタ

鹿島にカシマで圧勝したらさすがに更新しないわけには(笑

まあ手放しで喜べる4点じゃないですがね…
ブルゾの2点はいずれも大ポカから,杉本のはラッキー。

先制点とて,マギヌンフリーにしちゃいけないエリアで平気でクロス挙げさせてる。
ミスといえばミスなんですよね。
とても「早い時間に先制されるとマズい」と思っているチームがやる守備じゃない。

わかってるのに身体が動かない,っていうのは明らかにメンタルの問題。
ときに選手がああいう状態になりうるということを我々は
(残念ながら)見慣れてしまっているわけですが・・・(苦笑

TVから伝わってきたのは,
自分たちが負けるのは審判のせい,リーグのせいという被害者意識で
今まで団結してきたあのチームが,
誰のせいでもない自分たち自身を敵として,オロオロしている様子。

それはそれで珍しいものを見たなとは思うのです。
しかし,大勝の割に爽快感はない。

むしろ第三者的に
「鹿島ざまぁwww」的な視点で見ていた方がこの試合は面白かったでしょうね。

以前ブログに「来年こそカシスタでギッタンギッタンにして勝ちたい」的なこと
書いたことあるんですが,
今回の試合は,点差こそあれ,
現場にいなかったことを死ぬほど後悔するような類のものではなかった,
というのは負け惜しみに聞こえるでしょうか?

僕が見たいのは天皇杯で初優勝したときの国立の準決勝みたいに,
相手が強いにもかかわらず,それを完膚無きまでに叩きのめす試合です。
来年はそれが見られるといいですね。
  1. 2009/09/28(月) 11:00:55|
  2. グランパス
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2ndレグの意味

昨日のナビ杯FC東京戦1stLeg、
ゴールシーンしか見てませんが、
参戦された方の無念は察して余りあります。

しかし下を向く必要はありません。
これはあれです。
03/04シーズンのいわゆる

リアソールの奇跡

の前フリなのです。

あのときのデポルはミラン相手に1-4をひっくり返したんですよ。
瓦斯相手の1-5とどっちが楽かはわかりませんが、、
こんな超弩級の奇跡を起こすチャンスはめったに来ません。
これはホーム&アウェイ制がもたらした天恵です。
こちらには失うものは何もありません。

そして、
奇跡を起こす条件としてもっとも重要なのは選手ではありません。
それはスタジアムの雰囲気です。

あのリアソールの2ndLegで開始5分で先制点を挙げ、
歴史に残る大逆転劇の立役者となったワルテル・パンディアーニはこう言っています。

試合が始まる前にホテルからリアソールに向かう時、たくさんのデポルサポーターが
スタジアムに向かっていたんだ。それで俺たちは「サポーターはまだあきらめていない」
と感じた。試合が始まるころにはスタジアムは満員になっていて、皆がマフラーを振り
ながら「デポルティボ! デポルティボ!」と歌っていた。ピッチに入場した時には何か
大きな力が湧いてくる気がしたよ。審判が笛を吹くころには俺たちも誰一人として、あ
きらめている奴はいなかった。そして、開始5分で俺がゴールを決めたんだ。こうして
奇跡の試合は始まったのさ。

スーペル・デポルが起こした奇跡の記憶



ワクワクしてきませんか?
もう一度、何度でも、
立ち上がりましょう。
  1. 2009/07/16(木) 11:26:29|
  2. グランパス
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09J1第16節 Hガンバ戦@豊スタ

ホームに鹿島を迎えて、
2年連続での屈辱的な完敗を喫したミッドウィーク。
リーグ4連敗という土俵際で、
5連敗がかかった相手はACL王者ガンバ大阪。
正直ホームでのガンバ戦には忌まわしい記憶しか残っていないし、
しかもこのタイミングでレギュラーCBを両方失う?
なんですかこれは「逆境ナイン」ですか?

名古屋のフォーメーションは、
      ダヴィ
マギヌン        玉田
    小川   直志
       慶
阿部 佐藤  竹内 隼磨
       楢崎

慶をアンカーにいれた3CHで、
オランダの4-3-3というよりは、
チェコの4-1-4-1といった趣。
しかし竹内の相方を誰にするのかと思えば、
なんとまさかの佐藤将也をCB起用。これは驚いた。
確かにDFではあるもののが、本来はサイドのアタッカーである。
本職のCFと張り合っては勝負にならないと思うのだが、
やはりこれはジェジン欠場、ルーカス微妙という情報を受けたうえで、
レアンドロ対策としての駒だろうか。

対するガンバは
     レアンドロ
二川   橋本   佐々木
    明神  遠藤
下平 中澤  山口 加地
      松代

レアンドロのワントップの下に橋本を置いた布陣。
しかし何ですなあ、
名古屋が生え抜き選手の数でガンバに圧勝する時代が来るとは、
何か隔世の感がありますなあ。


さて、試合。
せめて勝ち点1でもというこちらの気持ちとは裏腹に、
あっさりとレアンドロに先制を許してしまう名古屋。
綻びの一端となったのはこの日、
負傷の吉田麻也に代わって右CBに入った竹内彬。
二川がヘディングで処理して再び浮き球となったボールに、
一瞬だけ行きかけて迷い、結果的に見てしまったことが命取り。
よほどレアンドロの位置が気になったのか、
前に強いことでは定評のある竹内にしては珍しい判断ミス。
行きかけたのが災いして重心の逆を取られた格好の竹内、
目の前の二川に十分なスペースを与えてしまった上、
左CB佐藤将也との関係が完全に「門」となってしまって、
その間にレアンドロのペネトレイトを許してしまう。

悠然とトラップした二川、間髪入れず浮き球スルーパスをレアンドロに送る。
タイミング、方向、高さ、スピードいずれもパーフェクトなボールが入った時点で勝負あり。
シュートコースを少しでも削るべく前に出た楢崎のポジショニングをしっかり見ていた
レアンドロがワンタッチのループシュート。
ああいうタイミングでのシュートは得てして強く当てすぎて、
枠の上に外しがちなのだが、美しく楢崎の頭上を破りゴールイン。

竹内としては痛恨の失点シーンだったが、
これで下を向かず、
むしろ闘魂に火がついてしまうところが彼らしいというか何というか。
火の出るような当たりでレアンドロを潰しまくり、
あげくの果てには肘でドツきあって2人とも警告もらうという大活躍。
これが他のDFにも伝染したか、
ミッドウィーク鹿島戦で繰り広げられた見るに堪えない軽薄な守備とは打って変わった
気合いが見られるように。
いやはや、ハートの強い選手というのは実に貴重な存在である。

そうこうしているうちに、前半も終了間際、
楢崎からのフィードが阿部、小川とつながり、
小川からダヴィへスルーパス。
抜け出したダヴィがGK松代にうまく倒されPK獲得。
なんであんなに綺麗に抜け出せたんだろうと疑問に思い、
よくよく録画を見直してみると、
カバーに入った明神が完全に重心の逆を取られていることがわかる。
ダヴィの足下に入ることを予測して一瞬当たりに行きかけたのが
これまた裏目に出ているのだ。
ここまで小川がダヴィの足下にパスを入れては人数かけられて潰される
というプレーをアホのように繰り返してきたことが効いていて、
そのイメージを脳裏に残していた明神の裏をついた形。
まさかここまでのパスは餌だったとかか?
そんな高度なことがダヴィと小川にできたらここまで苦戦してないわな・・

しかし先ほどの竹内といい、
この明神といい、DFのポジショニングというのは本当に難しいものである。

さて、後半はオープンな撃ち合いで、
どちらに点が入るかわからない展開が延々と続いた後、
巻佑樹のロスタイムゴールという劇的な結末で名古屋が連敗脱出に成功。


あの時間帯まで問題なかった松代がなぜロスタイムに崩れたのか。


*******************


余談になるが、
僕がこの松代直樹という選手のプレーを最初に見たのも、
やはりこの豊田スタジアムだった。
あれは2002年の2ndステージ、
「松代」という見慣れぬ名前のGKが名古屋の枠内シュートをことごとく
キャッチしまくるところを見て、
「都築怪我でもしたのか・・しかしこの2ndキーパーは2ndにしてはなかなかレベル高いなあ」
とか思っていたのだった。
まさか都築が当時西野朗と衝突して干されていたとは露知らず・・・

ベルデニックが何故か海本兄を右ウィングに起用して、
これがトイメンの新井場に一方的にチンチンにされたあげく、
マグロンの頭にどんぴしゃでクロス合わされて0-1で負けた試合といったら、
「ああ!」と思い出していただけるかもしれない。

終盤時間稼ぎをする松代に対して
「まつしろ~!いい加減にしろ~」と野次っていた
自分の恥ずかしい記憶も懐かしく思い出される(笑)

それはともかく、
松代はその後完全に正GKの座を不動のものとし、
ついには都築を浦和に追いやってしまった。
とはいえ、
正直「2ndにしてはなかなかレベルが高い」という印象はその後も変わることはなかった。
その松代からポジション奪ったのが藤ヶ谷っていうのが、またなんというか・・
ガンバって何故GKだけは頑固に強奪しないんだろうか・・・
どう考えても高木和道とか獲ってる場合じゃないと思うんだが・・・


*******************


で、ようやくこの試合の話に戻るが、
あのシーンの直前から松代はおかしかった。
なんでもないバックパスを変な方向にトラップして、
ダヴィに詰められて慌てて蹴りだし、
これが直接タッチを割ったシーンを思い出していただきたい。
思えばこの時点から松代の心理状態は普通でなかった。

直後、巻の得点シーンは、松代の心理状態を巧みについた形。
後方からのフィードボールに対してオフサイドの位置にいた巻が、
プレーしない意思を明確に見せてとぼとぼと歩く。これが伏線となった。
流れていくボールに追いついた下平は、
左コーナー付近というロングキックが蹴りづらい位置だったため、
周囲を警戒しながらもこれを中央の松代へ。
このプレーで下平を責める声も多かったが、あれはあれしかないだろう。

しかし受ける側の松代は、「死んだ振り」にまんまと騙され、
巻から集中を切ってしまっていた。
突然身を翻して猛烈な勢いで視界に迫ってくる巻を見てパニックに陥った松代は、
一瞬タテを切ってサイドに出させようとする巻の狙いに完全にハマッてしまった。
慌てて蹴ったためにミートしなかったボールは、ボテボテと転がり、絶好のプレゼント。

技術的なミスではない、明らかに心理面のミスである。

そして、
あの土壇場で松代との心理戦に圧勝した巻佑樹は、
方向を変えられつつもゴールネットまで到達させた執念もさることながら、
そのクレバーさをより褒め称えられるべきであると思う。

最後に、
思い出したので、
明神が玉田の上から落下して肘を怪我したシーンのことを少々記しておきたい。
ああいうのがあると、いまだに
「勝手に自爆しただけじゃん」とか
「上に乗っかってきた方がファウルだろうが!」とかいう声が
ちらほら聞かれることを嘆かわしく思っている。
往年のウェズレイも得意としていたあの玉田のプレーは、
「ボールに競らない」という立派なファウル、
しかも相手に空中で身体のコントロールを失わせる結果、
重大な怪我を負わせる危険性の大きいファウルである。
幸い明神の肘は脱臼骨折とかではなかったようだが、
サッカーファミリーの一員だという自覚があるのならば、
あのような危険なプレーは以後慎んで欲しいところである。








とかいう無駄な長文をぐだぐだ書いてたら
その間にダヴィちゃんの移籍決まっちゃったwwwwwwwwwwwwwww
  1. 2009/07/09(木) 23:13:24|
  2. グランパス
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本田圭佑代表初ゴール

昨日キリンカップなんてあったんですね・・・
チャンピオンズリーグ決勝のために早寝することで頭が一杯でした。

で、ホンディが無回転打ってGKが取り損なったのが先制点になったうえ、
自分でも4点目決めてこんなコメントしたんですってね。


シュートを打てば、ゴール枠に行く能力が僕にはあることをオランダで知りました。



あ、そう。
俺たちはキミが名古屋にいるころから結構知ってたけどね!
  1. 2009/05/28(木) 14:02:04|
  2. サッカー
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ラリアット考

北京国安のアウェイ戦はハイライトしか見てないんですが・・・



後半ロスタイム,
突破しようとした杉本が,
ラグビーでいうところのハイタックルで無惨にも止められたシーン。
止めた北京のDF#2郎征には二枚目のイエローが出て退場となりました。

どう考えても一発レッド相当のプレーでしたが,
まあそれはそれとして,あのプレーに対して,某巨大掲示板等は,

4 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:00 ID:LmuO77900
ラリアットは一発キムチだろ


7 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:05 ID:NBk4APeW0
ラリアットw


8 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:09 ID:OWwUIFcO0
見事なラリアット


12 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:20 ID:Mxh+D/YSO
ラリアットとかプロレスかよ


16 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:27 ID:ZJyDXbs+0
ラリアットww


17 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:28 ID:4W98TmPL0
ラリアットwwwwwwwww

23 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:37 ID:YqHvSnEt0
最後ラリアットで締めるって素敵


25 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:55:37 ID:XCqRyTho0
最後のすぎもとへのラリアットわらた。
何にしても、ケガ人が出なくてよかった。


31 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:56:06 ID:P8mUfhE+0
後味悪すぎ・・・
最後のあのラリアット何なんだよ・・・


33 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:56:09 ID:WaHQ1d8t0
最後にすごいラリアットオチだったぞ


61 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 21:58:08 ID:o0PCPmTp0
ラリアットを繋ぎ技で使う塩レスラーが増えた中で
ちゃんとフィニッシュで使ったのは褒めるべき


105 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 22:02:42 ID:Y7z6ArJwO
杉本がハンセンに試合後ラリアットを食らう
若手レスラーにみえた


127 名前:名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 22:05:58 ID:JA9dEVgpO
名古屋サポの鬱憤を晴らすようなラリアット



というような書き込みに溢れかえりまして,その中でもとくに,
>>127に対しては思わず「誰うまwwww」というレスを返したくなるところですが(爆),
それはともかくとして,
古今東西のプロレスラーの中で,もっともスタン・ハンセンを愛している私には,
今ひとつ納得がいきませんでした。

「おいおい,あんな振り切ってない技をラリアットと呼ぶなよ失礼な,
あれはラリアットじゃなくて単なるクローズラインだろ!」
と思ってしまったのです。

(注:以後サッカーの話ナシ)


アメリカのプロレスをご覧になったことのない方には,
この「クローズライン」という技の名称はあまり馴染みがないかもしれません。

伸ばした腕の内側を相手の首や胸に打ち付けるプロレス技のことを,
我が国においては「ラリアット」と呼ぶことが一般的です。
日本マット界において長らく活躍した,
「不沈艦」ことスタン・ハンセンのフィニッシュ・ホールドである,
「ウエスタン・ラリアット(=西部式投げ縄打ち)」の影響であることは
もはや言うまでもないでしょう。



ところが,WWEなどを見ておりますと明らかなように,アメリカでは,
この技のことを「ラリアット」とは呼びません。
専ら「クローズライン」と呼んでおり,
両者は概ね同じ意味であるということになっております。

しかし,両者が同じ意味であるとはいいながら,
アメリカンプロレスにおける「クローズライン」の位置づけが
日本における「ラリアット」のそれとは比べものにならないほど軽い
ということについては,
アメプロをご覧の方々には,間違いなくご賛同いただけるところだと
思います。

アメプロにおけるクローズラインには,とにかく,
力感というものが決定的に不足しているのです。
クローズラインはほとんどの場合,
ごく軽いつなぎ技として使われるに過ぎず,
相手に与えるダメージも少ないのです。
この技でフォールを取るような場面に出会うことは極めて稀であり,
これがフィニッシュ・ホールドとなっているのは,
唯一,ジョン・ブラッドショー・レイフィールドの「クローズライン・フロム・ヘル」ぐらいで,
その他凡百のクローズラインのヘロヘロな威力は,
ハンセンのラリアットを見て育った我々を失望させるに十分です。
(とくに,猪木を舌出し失神に追い込んだホーガンのアックス・ボンバーですら
つなぎにしか使われてないとことか見るともう・・・)

で,何がこうまで技の印象を変えてしまうかと考えると,
結局のところ,
クローズラインはラリアットのように腕を振り切らないんですね。
伸ばした腕をぺちんと当てるだけなんです。
ここが決定的に違う。

で,先述の「クローズライン・フロム・ヘル」も,
やっぱり腕を振り切って相手をぶっ倒す技なんで,
私としては,これはクローズラインと名乗ってはいるものの,どっちかというと,
本質的にはクローズラインでなく,
むしろラリアットに分類される技であろうとこれまで思ってきました。




そう,私はこれまで
・腕を思いっきり振り切る=ラリアット
・伸ばした腕をそのまま当てる=クローズライン
というようにこの二つの技を区別しておったのであります。

そして,今回の北京の2番の技も,
伸ばした腕に杉本の首をひっかけて倒しただけなので,到底ラリアットとはいえず,
クローズラインでしかないと判断したわけです。

しかし,待てよ,と。
果たしてこの理解で当たっているのだろうか。
そもそもクローズラインてどういう意味なんだと,
いろいろ疑問に思うことが出てきてしまい,ちょっと調べてしまいました。

この点,日本語版ウィキペディアの「ラリアット」の項目はなかなか詳細で,
クローズラインの語源も明記されていました。

アメリカ合衆国ではラリアットのことをクローズライン (clothesline) と呼ぶのが一般的である。語源は、洗濯物を干す縄が転じて、道に糸などを張りオートバイなどで通過する人間の首に引っ掛ける罠。


なるほど,クローズラインとは,要するに,洗濯ロープのことだったのです。
道理であの技は腕をピーンと張ったままにしてるわけです。

そういえば,昔,学校をズル休みした日の午後とかに見た映画で,
道路にピアノ線を張って,暴走族の首をチョンパするシーンが出てきて,
ゾーッとしたことを思い出しました。

これに対して,「ラリアット(lariat)」を辞書で引くと,
「動物を投げ縄で捕獲する」という意味であります。

やはり,
張っておいたロープに引っかけるというどちらかといえば陰湿な行為と,
自ら投げ縄を打つというアクティブな行為とには,
その本質的なところで差があるのではないか,という結論に至りました。

さらに私は,ウィキペディアの勧めに従い,
英語版ウィキペディアの
en:Professional wrestling attacks#Clotheslineおよび
en:Professional wrestling attacks#Lariatも参考に引いてみました。

すると,"Lariat"の項にそのものずばり両者の違いが記載されてありました。

This move is similar to a clothesline,the difference being that in a clothesline the wrestler's arm is kept straight to the side of the wrestler during the move, while in the lariat the wrestler strikes their opponent with his arm.



これに対し,"Clothesline"にはこうありました。

A clothesline is a move in which one wrestler runs towards another and extends his/her arm out from the side of the body and parallel to the ground, hitting the opponent in the neck or chest and knocking him/her over. This move is often confused with a lariat.



やはり両者の違いは,
クローズライン:腕はまっすぐ伸ばされたままである
ラリアット:腕でもって敵を打ち抜く
("hit"と"strike"の違いに着目してください)

というところにあると,英語版の編集者も記載しており,
私と同意見であることがわかりました。

しかし,ここで再び私が少々気になったのは,
日本語版ウィキペディアのクローズラインについてのこの記述。

また、フットボールで腕を相手の首に引っ掛けて倒す反則としても知られる。スタン・ハンセンがフットボーラーだった頃に当時は反則でなかった「腕タックル」としてよく使用していた、と著書「魂のラリアット」で述べている。クローズラインの元祖はジェイク・ロバーツであり、ラリアットとは由来が別とされ、ラリアットという呼称が一般的なのは日本だけである。



前段は,なるほどです。
しかし後段の「由来が別」というところで疑問に思いました
元々クローズラインが(反則)技としてアメフトで使われており,
ハンセン自身が元フットボーラーとしてそれを使っていた以上,
クローズラインとラリアットとが由来が別ということはないのではないか。

むしろ,アメフトで使っていたクローズラインでは
伸ばしたままだった腕を,
ハンセンは,まさに「細い綱」を「太い縄」にするがごとく,
思いきり振り切ることで,進化させたのではないか。
そうだとすると,ラリアットは,クローズラインをその祖とする,
発展系の技なのではないか。

そのような仮説を立て,調査を進めて参りましたところ,
私はこの点についてのハンセン自ら自身のこんな発言を発見したのです。

ハンセン「ラリアット(投げ輪)は私がつけた西部風の名前なんだ。あれは『クローズライン』というアメフトの技なんだよ。私がアメフトをしていた時に覚えた技なんだ。レスリングを始めた時に特別な技を使いたいとおもったんだよ。強力で誰もが私の技と認めるようなね。それでこの技を選んだんだ」

日刊H.T スタン・ハンセン出演「英語でしゃべらナイト」を見た
http://hidehide7755.blog27.fc2.com/blog-entry-1145.html



あれれ,由来が同一どころか(その点は私の仮説は当たっていましたが),
結局同じ技だと本人に言われてしまいました。
おいおい,今までの分類のための努力は一体・・・。


まあ,いいです。
当の本人が何と言おうと,クローズラインとラリアットは違う技であると,
私は断言します。
腕を振り抜いてないラリアットはラリアットじゃない。

そして,あの北京の2番のはやっぱりラリアットじゃありません!
あれは腕振り抜いてないから。
  1. 2009/05/23(土) 00:37:46|
  2. スポーツ
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09ACLグループE第5節 H蔚山現代ホランイ戦@瑞穂

1.グループリーグ突破のかかった大一番で今季初めてといっていい大勝。
危なげなく1位突破を決めた。
以下、つらつらと。


2.小川&巻、ほぼ1年振りの覚醒。

先制点は阿部翔平が久々ノーマークでのホーミング誘導クロス、
中央のダヴィにDFを食い付かせてファーサイドでフリーになっていた巻佑樹が、
狙い澄ました丁寧な折り返し、
ここにチャンスの匂いをかぎつけて逆サイドから流れてきていた小川が果敢な
ダイビングヘッドで飛び込む。
阿部→巻→小川というある意味で夢のようなゴール。


2点目は小川が巻にお返しのアシスト。
蔚山の右ウィングバック#33イ・セファン(李世煥)の裏に出来た、
海のように広大なスペースを疾走した小川から、
ニアサイドに突っ込む巻にこれまた丁寧なクロス。
これを身体をひねってファーサイドに向けてGKの足下に叩きつける、
教則本のようなヘッドで突き刺す巻。
イ・セファンはこの場面だけではなく、対面(トイメン)の阿部翔平を自由にさせすぎ、
守備面では完全に大穴となってしまっていた。


さらに勝負を決めた4点目。
フリーキックで小川がまたぎ、玉ちゃんが速いグラウンダーを巻の足下へ。
感じていた巻が倒れ込みながら落としたボールに、またいだ勢いで走っていた小川が
ドンピシャで左足を合わせ、これがロケットのようにゴールマウスを貫く。
本日二度目の巻のアシストによる小川のゴール。


このコンビがお互いにアシストを仕合った場面といえば、
そう、昨年5月のナビスコカップ浦和戦である。
あれを見たときは、こりゃあ相当危険なコンビになってくれそうだと思ったのだが、
まさか次に見られるまで1年近くかかってしまうとは(笑
勿論、ずっと幻に終わるよりはこの日覚醒してくれたことが実に喜ばしい。



3.似たようなセットプレーの2ゴール

さて蔚山の追撃ゴールは、
左ウィングバック#13ヒョン・ヨンミン(玄泳民)のフリーキックから。
ラグビーのプレスキッカーのような仕草でボールを置き、
ゴールに向かっていくインスイングのクロス。
これにこの日FWで起用された#24の長身DFキム・シンウク(金申旭)が
GKの鼻先で頭に当ててゴール。楢崎ノーチャンス。

元韓国代表ヒョンは高精度のフリーキックの他にも、
どうやらお得意らしいロングスローでたびたび魅せてくれた。
しかしまあ、本音を言わせてもらえば、
あの程度の(失礼!)選手が、
監督のコネとはいえ既に欧州移籍を果たしているのであるから、
(=2006年に元韓国代表監督ディック・アドフォカートに引き抜かれ、
ロシアリーグ、ゼニト・サンクトペテルブルクに移籍)
日本の平均的レベルの選手も、もっと欧州に対して大志を抱くべきかも(笑

電柱起用のキム・シンウクは、この得点シーン以外ではあまり脅威とならず。
確かに身長こそ増川より高いのだが、ハイボールにはことごとく競り負け、
有効なポストとはなっていない。
まだいつぞやの古賀正紘の方が使えたような(笑

むしろ怖いのはその相方である#22FWチョ・ジンス(趙珍珠)の方だ。
アウェイでの対戦でも蔚山の先制点を決めているこのチョ・ジンス、
速いし強いし高い。
前半の決定機を決められていたらこの試合の行方もどうなっていたか。
正直あんなのがいるのなら、
もう1人わざわざDFを電柱として起用する必要ないのではと思ったのだが…

2-1で前半を折り返し後半の蔚山。
もっと前がかりで来るかと思いきや、
チームの中心なのであろうブラジル人MF#7アルミルと、
MF#6スラブコ・ゲオルギエフスキが、
基本的に2人だけでパス交換してるような感じで一向に攻めてこない。
もっと韓国選手を信用したれよ。

ところで、ゲオルギエフスキはちょっと調べたらなんとマケドニア代表。(toクロゴマ師)
ということは、我らがボシュコ・ジュロブスキ直系の後輩ということじゃないか。
試合後メシでも食いに言ったのかしらん。

そうこうしてるうちに、
阿部翔平が蹴ったゴールに向かうフリーキックをGKの鼻先でダヴィが触るという、
蔚山の得点と実に似た形で名古屋の3点目が決まり、突き放すことに成功。



4.身内に冷たい蔚山

試合終了後、名古屋ゴール裏にお辞儀したことで、
評価を高めた蔚山イレブンであったが、
3人くらい来ていた自分とこのサポーターに挨拶に行かずに
さっさとロッカールームに引き上げてきてしまった。

ダンマクまで出てるのに、認識していないということはなかろう。
そういう風習がないのかな?

太極旗と並んで1枚だけ張られていたダンマクはよく読めなかったのだが、
帰宅後撮っておいた写真を拡大してハングルを読んでみると
(今、何気にハングル読めることちょっとだけ自慢しましたサーセンw)
MF#16オ・ジャンウン(呉章銀)を応援するもの。

Jヲタの皆さんならば、オ・ジャンウンという名前を聞いてピンと来た方も多いかも。

この選手は韓国の中学を出た後来日し、
FC東京のユースに入った変わり種で、
ユース時代にトップ出場を果たしており、
wikipediaにもある通り、森本貴幸に破られるまで、
J1最年少出場記録を保持していた選手なのです。

あれ?ということはこの日彼の応援に来てたのももしかしたら瓦斯サポ関係?
だから挨拶しなかったとか?まさかね。
いや、でも1人は確実に蔚山のアウェイのレプリカ着てたしなあ…

うーん謎。もしここ見てたらコメントください。>関係者の方。



5.主審スブヒディン

席につくなり「今日の主審って…」とIさんが言ったとおりでした。
この日の主審はマレーシアのスブヒディン・モハメド・サレーさん。

いつぞやのアジアカップのヨルダン戦で宮本のアピールを受け容れて
PK戦のサイドを途中で変更してくれた日本の恩人です。
まあ、ワタクシ自身は、ヨルダンごときにPK戦まで行った時点で
禿ジャパンに愛想をつかしており、
「負けてまえ、そんで監督更迭されろ」と怨念を送っていたので、
この主審いらんことしやがってと思っていたのですが(笑

しかし、その日本の恩人に対してですよ、
名古屋ゴール裏から、というか私の前の座席から、
「みどりー!しっかり見ろー!」
と大層失礼な野次を飛ばす不逞の輩がおるではありませんか。
ごくごく普通のジャッジに対してですよ。
自チームに不利な判定を下されたら野次、誠に短絡的かつ幼児的。
しかも審判のことを「みどり」と呼ぶのがいつでもウケると思ってんのかこのスカポンタン。
ムカついたので、その声がするたびに「審判絶対!」と野次り返してやりましたよ。



6.名古屋という存在の不思議。

試合を通しての出来はといえば、
パスミスも多く手放しで褒められるものではなかったが、
得点を挙げたシーンだけを切り取って見れば、
複数人での連動した攻撃が寸分狂わずピタリと決まり、
実に美しい。

これは、この試合だけでなく、昨年も何度か感じさせられた印象であり、
名古屋の特徴でもある。
ゴールシーンだけのハイライト映像だけを見ていると、
何か、めっちゃくちゃ強いチームであるかのような錯覚に陥ってしまうのであるが、
実はこのチームにおいて、勝ち試合と負け試合の差は本当に紙一重である。

これだけの良い内容で何故負けるという試合は比較的少ない。
大量の決定機を作り出しておいてそのうちの何本かを決めるというサッカーではないのだ。

名古屋の場合、決定機の二歩手前くらいまでしかいかないもどかしい攻撃が延々と続く。
勝ち試合でも負け試合でも同様である。
そしてそんなもどかしさの中で、
あるとき唐突に歯車がカチっと音を立ててハマったような感じになる。
そうなったときに、単なる決定機でなく、「超」の付く決定機が作り出され、
そのときに高い確率で美しいゴールが生まれていく。
これが名古屋だ。

そして、空しくもその歯車がハマらなかったとき、
もどかしさだけを残して敗れ去っていく。
よって、負け試合やドローの試合の印象がすこぶる悪い。
これも名古屋だ。

そして、その差は実に紙一重だ。
不思議なチームである。
面白いチームである。
  1. 2009/05/07(木) 23:33:03|
  2. グランパス
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